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矢野が火付け、浜中お膳立て
“恐怖の8番”“恐怖の8番”が猛虎打線に火をつけた。2回1死一、二塁の先制機。横浜吉見の変化球を矢野が三塁線へ弾き返した。二走桧山が先制ホームを踏む適時二塁打。これが口火となって打線は爆発だ。ムーア、今岡、沖原、片岡も続き、5連打で一挙4点のビッグイニングに発展した。 「ここ2試合、イヤな負け方をしてしまっていたしね。とにかく先に点を取り、チームに勢いをつけたかった。いい形でトレイ(ムーア)に投げさせてやりたかったしね」 矢野のすごさはリード面だけでなく、バットでも投手を助けてやれることだ。打順こそ下位を打つが、成績はクリーンアップ並み。7月に入ってからの11試合では33打数13安打、打率3割9分4厘、9打点、2本塁打。その上、この日はマウンドの吉見に対しても相性抜群だった。今季1度対戦して2打数2安打の10割。この日も2打席目に左前打するなどまた2打数2安打。「たまたまですよ」と謙遜するが、打ち取られる気がしないのが本音だ。 2回の適時打の後、ムーアの右前打でホームを狙ったが際どいタイミングでタッチアウト。星野監督が猛抗議する姿に「選手を信頼してくれてうれしかった」とポツリ。この信頼関係がある限り、矢野はチームのために賢妻になり続ける。
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