|
|
|---|
|
| |||
| Index | |||
|
■阪 神 ■野 球 ■サッカー ■スポーツ ■芸 能 ■競 馬 ■社 会 ■レジャー |
アリアス意地の一発19号 意地しかなかった。最悪のゲーム展開でも、主砲アリアスは集中した。「悪い流れを少しでも断ち切りたかった」。7回。0―5で試合の大勢は決していた。しかし、アリアスはこん身のスイングを見せた。6回まで2安打に抑えられていた河内から、左中間へ19号ソロ本塁打。雨中でも声をからして応援してくれた虎党に、一瞬だけでも至福の時をプレゼントした。 「ファストボール(速球)を待っていた」。カウント2―3から139キロストレートを狙い打った。今季19本目で、左投手からは初本塁打。6月8日広島戦(甲子園)以来、実に22試合ぶり、92打席ぶりの1発だった。後半戦は3試合連続打点。オールスター初戦でのMVP弾をきっかけに、長かったノーアーチのトンネルを抜けた。 打席のアリアスの目には、オマリー特命コーチの姿が映っていた。ベンチのいちばんスミ、屋根のない場所でずっと立っていた。Tシャツはずぶ濡れ。しかし、ひと時もゲームから目を離さない同コーチの気持ちが、主砲のバットに伝わった。意地の1発で0封は逃れた。弁解の余地もない惨敗のなかでも、アリアスは希望の灯を消さなかった。
| ||
|
| |||