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「虎の恋人」早大・和田ダイエー濃厚 阪神ショック、和田に振られた―。今秋ドラフト自由枠の目玉左腕、早大・和田毅投手(4年=浜田)の意中の球団がダイエーであることが17日、明らかになった。複数のプロ関係者が明かした。これまで阪神、オリックスなど7球団が大争奪戦を展開していたが、15日までにオリックスなど3球団が獲得を断念、阪神、ダイエー、巨人、ヤクルトの4球団に絞られていた。最大の注目選手の球団が1つに絞られたことで、各球団のドラフト戦線に大きな影響を与えそうだ。 星野阪神が獲得を狙った和田の進路が、ひとつに絞られた。阪神、ダイエー、巨人、ヤクルト、中日、近鉄、オリックスによる7球団の争奪戦。抜け出したのは王ダイエーだった。 最後まで獲得に執着した阪神だが、ついに断念せざるを得ない状況に追い込まれた。和田サイドから意中外である返答を受けていたことが判明。この日、星野監督は「最後まであきらめちゃいかんがな」とネバーサレンダーを強調したが、さすがに「(和田の)体は1つしかないからな」とショックを隠さなかった。 和田は、今月14日に早大野村監督と進路についての話し合いを持った。獲得困難を察した中日、近鉄、オリックス3球団がまず獲得断念。この日、阪神があきらめ、巨人、ヤクルトも方向転換を余儀なくされる状況となった。 今年2月、和田は全日本のアマ派遣選手としてダイエーの高知キャンプに参加した。その際に「チームの雰囲気が明るくて、いいですね。いろいろなものを学んだ」と好感をもった様子。大学進学の際にも「観客がたくさんいる中で投げたい」と東6リーグを選択。今後も、同じように観客動員が多く、優勝を狙えるチームを希望した模様。複数のプロ関係者が「和田側の希望が1つに絞られたようだ。決意は固いらしい」と和田の進路がほぼ決まったことを示唆した。 阪神の今オフの最大補強ポイントは即戦力左腕。和田はピタリとはまる人材だった。「おらんのや、左が」(星野監督)と、和田クラスの即戦力左腕は簡単には見当たらない。自由枠2つを活用して和田と、龍谷大・杉山直久投手(21)の獲得も目指していたが、今後、高校生も視野に入れるとなると戦略を大幅に見直す必要が出てくる。
◆和田進路絞り込み余波 ドラフト戦線は再スタートとなった。7球団が競合してきただけに、今年のドラフト戦線に与える影響は大きい。現時点で和田の意中外となった6球団は「松坂世代」と呼ばれる大学4年生を中心とした自由獲得候補、高校生獲得へと方向転換を余儀なくされる。今春、急成長した亜大・木佐貫や同僚の永川両右腕に人気が集まり、和田にラブコールを送っていなかった5球団に横やりが入る格好になる。ただ、ドラフトまではまだ時間があることもあり、これまでも大物獲得に意欲を見せ続けてきた巨人などが、和田獲得へ巻き返す余地は残されている。
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