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藪快勝!阪神3連勝でヤに0.5差

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◇3日◇神宮
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

ヤクルト

【神】(勝)藪、橋本、金沢、福原―矢野
【横】(敗)石川、寺村、松田、石井―古田、小野
【本】宮本4号(1回、ソロ=藪)

49日ぶり6勝

 久々の感触だった。9回裏、福原が最後の打者を打ち取る。ベンチのナインから祝福の握手攻めが心地よい。5月15日、横浜戦以来の6勝目。藪に49日ぶりの笑顔が戻った。初回、宮本に1発を浴びながらも粘りの投球で7回6安打1失点。「長いこと勝ってなかったんで。いつ勝てるかと…。本当に勝ってよかった」。神宮にこだまする「藪コール」を背に、お立ち台で白い歯を輝かせた。

 前日の井川の投球を見て原点に戻った。「内角をうまく使って打者を崩していた」。この日は持ち味の強気の攻めを貫いた。初回、ペタジーニとの第1打席では内角でカウントを稼ぎ最後は142キロの外角ストレートで見逃し三振。6回の第3打席でも139キロ高め直球で見逃し三振に斬ってとった。「結構ボールも多かったけど、思い切ってインコースを突いていった」。前回登板した6月23日のヤクルト戦では、ペタジーニに2発を浴びて6回4失点KO。本拠甲子園で惨めな姿をさらした。真っ向勝負で天敵にリベンジを果たした。

 何としても悪い流れを断ち切りたかった。グラブを前回登板時のベージュから黒にかえた。「縁起担ぎ? とくにそんな意味はないけど。ただの気分転換だよ」。照れ笑いを浮かべたが、勝利への執念の表れだった。星野監督も藪のピッチングを称賛した。「きょうは球もきとった。ホームランは宮本の技あり。本当は完投もできたけど、投げさせたいピッチャーもいたから」。井川とともに、復活した右のエースが7月戦線を引っ張る。

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