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大乱闘…ムーアのクレームが伏線!? 遺恨対決はまた乱闘寸前のエキサイティングゲームに発展した。7回1死。一瞬にして両軍ベンチが空になった。カウント1―0から中日バンチの2球目。頭部付近を襲ったボールに、打席のムーアが激怒した。マウンドからバンチが何やら言い返す。2人のにらみ合いが合図となって、阪神と中日のナインが一斉にホームで激突した。 実はムーアが激怒したのには伏線があった。「サインを盗まれていると言ったんだ。続けるならボールをぶつけるぞとね。言ったあとは、もうやってなかったね」。3回終了後、中日の二宮一塁ベースコーチにクレームを付けていた。中日側はもちろん否定。そのまま試合は続行された。緊迫した投手戦が続いた後の7回、今度は危険なボールがムーアに向かってきた。「頭にボールが来たからね。実に不愉快だった」。ムーアの怒りが爆発した。 試合後、星野監督もムーアをかばった。「ピッチャーがあそこ(頭部付近)に来たら文句言うやろ」。古巣中日と乱闘寸前になるのはオープン戦を含めて今回が3度目。前回5月26日の中日戦(ナゴヤドーム)では矢野のバントを巡って両軍が衝突。その後中日職員が阪神のバスを止める騒ぎにまで発展した。度重なるエキサイトショー。今度は球種盗み疑惑まで発生した。遺恨対決は当分、収まりそうもない。
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