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井川でもダメだった、虎4連敗 この1敗は痛い。井川が逆転直後に連続被弾で4連敗。エースで落としただけに星野阪神、ちょっと心配。ヤクルトも巨人に勝ち、上位4チームが2ゲーム差にひしめきあう混戦に。ペナントレースは面白くなったが、阪神はやっぱりちょっとシンパイ…。
エースでも悪い流れは止められなかった。「まさか? まさかっていうても、あれだけ初回から真ん中に行ってたらあかんわな」。試合後、星野監督は淡々とゲームを振り返った。6回、逆転して流れが傾いた直後に2発を浴びて暗転劇。しかも、もっとも信頼していた井川での黒星だ。言葉は荒げなくとも心中穏やかなはずはなかった。 悪夢のような出来事は鮮やかに逆転した直後の6回裏だった。3番福留を空振り三振。だが続く4番ゴメスにはカウント2―3から144キロの直球をレフトスタンドへ。5番立浪にはカウント1―0から、143キロの甘い直球をライトスタンドへ運ばれた。連続ホームランであっという間に再逆転を許してしまった。「リードしたときには1発に気をつけないと。向こうの4、5番が当たっているのは分かってんやから。ホームランは打たれんようにしないと。あの回抑えて次の回に打たれんのやったらわかるけど」。ここ一番で粘りきれない左腕に指揮官は苦言を呈した。 前回登板した6日の広島戦(大阪ドーム)では3安打完封。9日には大好きなサッカーのワールドカップで日本がロシアを下した。寮でテレビ観戦していた井川は上の階まで聞こえるような大声で声援を送り続けた。心身ともに乗りに乗って臨んだマウンドだったが、結果は7回8安打3失点で3敗目。この日の2発でリーグワーストの10被弾。試合後は報道陣の質問に一切答えず、口をグッと結んだままバスに乗り込んだ。 チームはこれで今季2度目の4連敗。最大12あった貯金も8に減った。「4連敗? どこでもしてるやろ。これでおもしろくなってきたやないか」。試合後、指揮官は冷静を装ったが、宿舎に戻ると緊急ミーティングが行われた。エース井川で4連敗。この1敗はズシリと重い。
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