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福原が完ペキ救援で初勝利
今季初のお立ち台に福原はシドロモドロだった。「ダメなんですよね〜、緊張して。1年ぶりじゃないですか?」。言葉とは裏腹に笑顔がはじける。昨年9月13日ヤクルト戦以来、大きな意味のある1勝だった。 完ペキだった。同点に追いついた直後の7回。井川の後を受けて、マウンドに上がった。緊迫の試合展開にも「普通ですね。いつもと変わらず」と平常心。先頭の6番多村を150キロ直球で見逃し三振に斬ると、もう止まらなかった。2回無安打4奪三振、1人も走者を出さなかった。圧巻は8回2死の場面。最速151キロ直球で万永から三振を奪った。「狙ってません。低め低めを意識していた」。この内容に星野監督も「完ぺきやった」と絶賛の一言だった。 苦い経験が今年の快投につながっている。右ヒジ、右肩を痛め、2度登録を抹消された。1月には肩の痛みが再発し「このままいけるのか?」と焦りもあった。その苦しみから逃れるため、福原は嫌いな筋力トレに精を出すようになった。室戸での春季キャンプはもちろん、4月26日の1軍昇格からも、2日に1度のペースで、試合後に足はジムへ向かう。肩、ヒジ周辺の筋肉を重点的に鍛えている。11試合目の登板だが、直球は確実に150キロ以上を計測。キレのある球を継続し、自責点はまだ2点だけ。好調を持続している。 バルデスとのリレーは安定感抜群だ。「名コンビ? ハハッ」と福原は笑い声を上げ、すぐに「チームの状態がいいから。でもまだまだこれからですよ」と気を引き締めた。まさに勝利のかけ橋―。セットアッパー福原は石より硬い。 <写真=ナイスリリーフで今季初勝利の福原はバルデス(右から2人目)と笑顔で勝利のタッチ>
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