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八木が同点打、桧山V打&猛打賞 甲子園で六甲おろしの大合唱が起こった20分後、首位奪回のうれしい知らせが転がり込んできた。横浜に先制を許したが、粘り強く追い上げた。7回にはただ今首位打者街道まっしぐらの選手会長桧山が決勝適時打。井川―福原―バルデスの必勝リレーで逃げ切った。巨人がヤクルトに逆転サヨナラ負けしたため、11日ぶりに首位返り咲き。もうトップの座は離さない。
2点差がなんだ!11安打逆転!
甲子園で六甲おろしの大合唱が起こった20分後、首位奪回のうれしい知らせが転がり込んできた。桧山が、価値ある勝利をたぐり寄せた。2―2の同点で迎えた7回裏。無死二、三塁から横浜は5番手・竹下。その代わりばな、初球スライダーを桧山は待っていた。「ストレートかどちらかにヤマを張ろうと思っていた。初球だからね。積極的に思い切っていった」。今季30打点目が、チームを11日ぶりの首位へと導いた。 右手甲の痛みは、大観衆が忘れさせた。21日巨人戦で死球を受けて以来、練習でのフリー打撃を自重し続けるほど、右手には痛みが残っている。しかし、この日も3回に右前打、6回に右中間二塁打、そして決勝打と4打数3安打で今季7度目の猛打賞。「誰でもどこか痛いところはある。自分だけじゃない」。選手会長の責任感で、苦しい顔は一切見せなかった。 エース井川が先制を許す厳しい試合。星野監督が“動く”ことで流れを変えた。1点リードされていた6回1死満塁、2失点の井川に代打平下を告げた。横浜が左の河原を投入するや、さらに八木を代打に送り、左前同点適時打。2人のベテランが監督の期待にこたえるように勝負強さを発揮しての、逆転勝ちだった。 「チームが勝ったのが何より」と八木が話せば、桧山は「数多くの人に六甲おろしを歌ってもらいたい」。猛虎の快進撃はまだまだやまない。 <写真=7回裏無死二、三塁、桧山は中前に、勝ち越しタイムリーを放つ>
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