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アリアス先制弾も…藪で「痛ッ」逆転負け
試合後、バスへ向かう藪は吐き捨てるように言った。「次はもっと長く投げられるようにしないと…、5回じゃ話にならん!」。自らへの怒りだった。 満を持した中6日の先発。岡山はプロ初勝利を挙げた相性のいい地。しかしフタを開ければ、今季最悪の投球内容だった。4回まで毎回先頭打者を出塁させた。「コントロールが今ひとつだった」と勝負球は甘く、簡単に痛打された。横浜が拙攻を続け、藪に復調のきっかけを与えたが、リズムはつかみきれぬまま。5回に鈴木尚に2ランを浴び、ジ・エンド。5回9安打3失点で3敗目を喫した。 首位奪回の要素は整っていた。打線は固定し、上向き。今季8勝1敗と相性のいい横浜が相手。しかもこの日、首位巨人がヤクルトに敗れた。首位は手の届くところにあった。それが思わぬ右のエースの背信。試合後、星野監督は不気味な笑顔さえ浮かべた。「2点取ってもらっていただけに…。もったいない? フフフフ…、もったいないということじゃイカン。あれだけリズムが悪かったら、点は取れない」。チームの攻撃に悪影響を与えた藪の投球をバッサリ切り捨てた。 藪の調子は明らかに下降線だ。前回21日の巨人戦は終盤の突然の乱調があった。今回は序盤から精彩を欠いた。「疲れ? ないよ」と本人はキッパリ否定したが、5月はこれで1勝3敗。勢いは衰えつつある。背番号「4」は梅雨を前に、正念場を迎えた。 佐藤コーチの話 佐藤投手コーチ(藪の投球に)「いつも言い訳じゃないけど、きょうは遅い球を打たれていた」
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