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吉田義男の目「85年はバント決まった」
手痛い1敗だった。勝負の場面でミスが出てしまった。5回の先制機に関本が走塁死。7、9回の大事な局面で矢野と関本がバント失敗。好試合には違いないが、阪神が踏みとどまるにはミスの少ない試合運びをしていくことが必要だ。 あの85年は、いかにも豪快な打力で優勝したようなイメージを持たれているが、実際は141犠打(セ・リーグ1位)とバントを決めて勝った思いが強い。弘田、平田、木戸らが、トップの真弓につなぎ、クリーンアップにつないで得点を得た。関本には厳しいようだが、この重圧を乗り越えた先にレギュラーの座があるということを思い知ってほしい。 チームは停滞気味ではあるが、ここは開き直って「挑戦」していってもらいたい。巨人に連敗を喫した2試合を分析すると、継投の差が如実に表れた。ここはいっそ中継ぎ強化へ、川尻あたりの1軍昇格もにらむべき。攻守にやりくりが必要で、星野監督の腕の見せどころとなる。 (日刊スポーツ客員評論家)
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