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痛恨バント失敗…阪神ああ今季初4連敗 ホームが、いや三塁ベースが遠かった。1点を追う9回、無死一、二塁で関本の送りバントは河原に処理されて代走の田中が三塁封殺。7回にも二塁ランナーがバント失敗で殺された。「言いとうない」。星野監督の言葉に悔しさがにじみ出る。力投の井川でも勝てず4連敗で巨人と3差。第3戦は負けられない。
仙さん激怒「中日戦からずっとや」
星野監督が声を荒らげた。バント失敗の質問に、指揮官の表情はみるみる険しくなった。「そんなん、言いたぁーない。ドラゴンズ戦からずっとや」。2度のバント失敗を振り返るどころか、怒りをこらえるのが精いっぱいだった。 痛恨のミスが出たのは1点を追う終盤だった。まずは7回無死二塁。矢野のバントは巨人条辺の前に転がって、二走関本が三塁でタッチアウト。9回無死一、二塁では関本のバントが守護神河原にさばかれて三塁封殺。ともに同点機をあっさりつぶした。島野ヘッドも唇をかむしかない。「もう少しライン際に転がさんとな。バントエンドランの手もあったが、確率の高い方法としてバントを選んだんやが」。巨人は7回に高橋由、8回に川相が送りバントを成功。大砲軍団にお手本を示された屈辱が、より情けなさを増長させた。 田淵チーフ打撃コーチも語気を強めた。「バントは野球の原点。きっちりやらないと。ミスした方が負けなんだ。練習と、大観衆の前とでは全然違う。練習で泣いて、試合で笑おうと言ってたんだが…」と悔しい敗戦に、厳しい表情を見せていた。 前カードの中日戦でもバント失敗を連発。首位決戦を迎え、2日続けて試合前に島野ヘッドがバント練習に重点を置いてチェックした。パワー、技術が劣って負けるならあきらめもつくが、送りバントなどの細かいプレーは練習で上達できる。4年連続最下位の挑戦者が巨人相手にミスを繰り返していては、勝機を逃がして当然だ。 前夜(21日)の会見で「大丈夫や、うん」と笑顔まで見せた星野監督だったが、この日はわずか30秒で切り上げた。「井川もあそこで(松井に)ホームラン打たれたらアカン。点取った後に…。ヒットはしゃーないがホームランはダメ。ふんっ、負けるようにやっとる」。今季最多の4連敗。そして本拠地甲子園で屈辱の7連敗となり首位巨人に3ゲーム差と離された。だが、巨大戦力の前にこのまま屈するわけにはいかない。傷だらけの虎は執念で巨人の背中に食らいつく。 <写真=9回裏無死一、二塁、関本のバントで二塁走者田中が三封される。野手福井>
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