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バルデス9S、決まった4継投 攻めの継投には勝利への執念がみなぎっていた。星野監督が激しく動いた。3点リードの6回だ。先発谷中が連打を浴び1死二、三塁の場面で谷中をあきらめ伊藤にスイッチした。その伊藤が石井浩を見逃し三振に切ってとる。打者ロドリゲスで今度はセットアッパー福原を投入。福原もロドリゲスを遊飛に打ち取り、ピンチを無失点で切り抜けた。 「首位奪回リレー」を成功させた。だが、試合後の星野監督は苦笑いを浮かべた。「すんなり終わってたのにな。おもしろくしちゃったな」。8回1死後に福原が鈴木尚に安打を浴びると守護神バルデスをマウンドに送った。「福原は(1試合)24〜25球がメドの計算。バルデスも間隔が空いてたし行け! と言うたんや」。 9日ぶり登板のバルデスはグランを狙い通り遊ゴロに仕留める。だが、ここで田中が痛恨のエラー。気落ちしたバルデスが連打を浴び福原、バルデスに初失点が記録され、1点差に迫られた。狙いは完封リレーもまたもミスからの失点が指揮官の苦笑いとなった。リーグトップに並ぶ9セーブ目を挙げたバルデスも「登板間隔が空いたのは言い訳にならない。少しメカニクスに問題があった」と笑顔は封印した。 冷や汗は流したが、自慢の投手陣フル回転で連敗を止めた。だが先を見据えた指揮官は34日ぶり3勝目の先発谷中に苦言を呈した。「谷中がちまちまやっとるからや。あいつの投球見てたら胃に穴が空く。打たれるか抑えるかハッキリせえやな」。谷中も「きょうは中継ぎに申し訳ない。次回はもっと頑張ります」と反省。次こそ星野監督の信頼を勝ち取る快投を誓った。
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