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井川ハーラー独走6勝 井川が不調の波からようやく脱した。ここ2試合で計12回で10失点。この日も初回に四球で先頭打者を出し、先制タイムリーを許した。「前半の投球内容が悪すぎた」。2回も先頭の仁志、福井に連続四球を与えた。しかしここから腕が振れてくる。清水をチェンジアップで三振に奪うなど無失点で切り抜けた。「こっちの方がよかった」と3回以降はセットポジションに切り替えた。3回は二岡、高橋由、松井を3者連続三振。4回に福井のソロを許したが、6回3安打2失点。粘りの投球でリーグトップ6勝目につなげた。 この不調、実は意外なところに原因があった。井川はバントが苦手。この課題克服のために極秘特訓を積んでいた。上がり日は毎夜、選手寮に隣接する室内練習場に足を運んだ。打撃マシンでのバント練習。しかしハプニングが起こった。今月3日からの広島遠征前に左手親指を突き指してしまう。3日の広島戦では今季最短の5回6失点。フォームも崩れ、球威がなくなった。しかし前回登板後に指の負傷も治った。あとはフォーム修正だけだった。 今回の不調は不運が招いたもの。井川のマジメな性格は変わらない。「次、また頑張ります」。3試合連続で援護してくれた打線に次は恩返しする。
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