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関本プロ初安打が特大三塁打 2番遊撃でスタメン出場した関本は、少しだけホオを緩めた。「長かったですね」。試合後の通路で肩を落とすナインの中で、この安どの表情が明日への光。プロ6年目、遅咲きの男が初ヒットをかみ締めた。 前日7日に昇格して、すぐに結果を出した。1点勝ち越された直後の8回裏1死。カウント0―2から、藤井の140キロ直球をフルスイングした。打球は右中間フェンスに直撃。この最深部への三塁打こそ、チームが求めていたパワフルな打撃だ。「ナイスヒット!」。代走田中が出て、ベンチに戻る関本に星野監督はそう声をかけ、ガッチリ握手を交わした。続く片岡の同点犠飛もあり、この日最高の盛り上がりを演出した。 昨季の右肩手術という苦難を乗り越え、00年10月6日ヤクルト戦以来、3度目のスタメン出場。試合前のミーティングでは田淵チーフ打撃コーチから「早いカウントから打て」とゲキを受けた。「そうするつもりだった」と積極プレーしか考えてなかった。6度の守備機会も無難にさばいた。 ただ関本は納得していない。初回無死二塁で右打ちのサインが出たが、空振り三振。「ヒットよりも1打席目。あそこでつないでいれば…」。あくまで片りんを見せただけ。「攻撃的2番」があす10日からの巨人3連戦に希望を残した。
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