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星野監督“古巣”から初星 残された最後の白星をようやくつかんだ。今季、阪神がまだ勝っていなかった中日に競り勝った。「古巣に初勝利? そんなくだらん質問はするな!」と星野監督。だがビジターでの3連戦では0勝2敗1分けと痛めつけられていた。怖い顔の裏には安ドの思いが隠されていた。 ミスの連続で今季2度目の連敗と重い空気を残して迎えた中日との3連戦初戦。クリーンアップが全5打点を挙げ、先発投手から福原、バルデスとつなぐ「新勝利の方程式」で連敗を止めた。だが手放しでは喜べない。4回に安藤が8番谷繁に浴びた「逆転2ラン」を厳しく指摘した。 前日のヤクルト戦も8番城石に決勝打を浴び、リードした山田を2軍に落としたばかりだ。この日は安藤が捕手の要求とは逆の内角に投げ込み被弾した。安藤は23日の広島戦でも8番の木村一に適時打を浴びて黒星をつけている。ルーキーといえども、2回続けての失敗は容赦しない。「教訓だがこんな短期間に2回も3回もやっちゃいかん。プロはそんなに甘くない」。試合後は勝利の喜びもそっちのけで捕手の吉本を呼んでの反省会を開いた。 優勝した85年以来の「4月首位」が確定。だが星野監督は「4月でペナントレースが終わるわけやないやろ」と一笑にふした。まだ長い戦いが待ち受けるからこそ素早く修正する。勝利の陰で星野イズムが注入された。
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