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田淵コーチため息…10点打線が一転 「10点打線」の賞味期限は短かった。5試合連続で2ケタ安打を放った猛虎打線がここ2日で1点ずつしか挙げられない。「長いシーズン、これからも出てくるよ」。田淵チーフ打撃コーチは右手で「波」を表現した。好不調のはっきりした打線は黄金週間に入った途端、低調になった。 これまでの積極性が次第に消えていった。ヤクルトの先発前田のスライダーを見逃す場面が目立った。「そんなにいい投手じゃ…。真っすぐを待っていても、変化球が甘いところに来たら、ヒットにしないといけない。思い切り振って1球目を凡打してもいいじゃない。後手に回るのはいけない」と田淵コーチは嘆いた。ただ1度の得点シーンとなった4回。ヒットを放った今岡、片岡は3球目までを打ちにいった。そしてホワイトの犠飛につながった。これ以外の回は積極性を欠いていた。 5安打1点の内容に、試合後の通路は重苦しい雰囲気に包まれた。桧山は9回2死から右前打を放ったが「意地? そんなの何もない」と厳しい表情。7回2死一、二塁のチャンスで3球三振した代打坪井は無言。そのまま室内練習場で打撃練習に取りかかった。 前回の打線低迷期は10日広島戦(甲子園)から8試合続いた。1試合平均1・5点の悪夢だった。しかし田淵コーチは「前回みたいに調子が悪い訳じゃない。中身が違うよ。積極性をもたせていく」と悲観はしていない。せっかくのゴールデンウイーク、この言葉を信じたい。
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