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阪神ああ連敗…星野監督“怒”山田2軍行き ドッカ〜ン! ゴールデンウイークに突入したと同時に今季2度目の連敗。満員札止め、5万3000人の大観衆を前にした敗戦に星野監督が怒った。2回表2死二、三塁の場面でヤクルト城石に先制の中前二塁打を浴びたことに言及。ムーアをリードした山田勝彦捕手(32)を叱責、即ファーム行きを命じた。ミス続きで連休ムードの猛虎に、オカンムリの星野監督がカツを入れ直した。また、結果の出ない遠山奨志投手(34)の2軍行きも決定。代わりに、浅井良捕手(22)と原田健二投手(25)が昇格する。
同じ8番に2点打感情を封印した無表情が逆に怒りの大きさを示していた。試合後、プレスルームで恒例の会見。星野監督は淡々とした口調で試合を振り返った。だが、その内容はミスで落とした試合への怒りに満ちていた。今季2度目の連敗。しかも2日続けての完敗で満員札止め5万3000人にガックリ肩を落とさせて帰路につかせた。ファンの失望感も背負った星野監督の厳しい視線は、先発マスクの山田に向けられた。 「もったいないな、だれが見ても。この前も同じ捕手やったやろ、打たれて……。この前、注意して同じミス。同じ失敗を繰り返しとるね」。ヤリ玉に挙げたのは2回の守りだった。2死二、三塁で打席には8番の城石。次打者は投手の前田だったが、1ボールから高めの甘い球を痛打され2点を失った。山田は「次が投手だからと簡単に歩かせられない。勝負しながらのリード。結果的に打たれたからと言われちゃ困る」と表情をくもらせた。だが、その結果的にはこの2失点が最後まで重く響いた。 星野監督の怒りは5日前の光景が脳裏に焼きついていたからこそだった。23日の広島戦。同じ2回、2死三塁で8番の木村一でマウンドには安藤、捕手は山田だった。カウント0―3から2―3となり、勝負にいった球を二塁打され、その後も失点を重ねて5点を奪われた。この日も同じ。中途半端な勝負が招いた最悪の結末は、星野監督の我慢の限界点を超えた。 山田に限らず、快進撃中には全く見られなかったほころびが目立った。城石に2点適時打を浴びる前、ラミレスの中前にポトリと落ちる打球で二塁ベースがガラ空きになり、打者走者を二塁までいかせた。5回裏死一、二塁の反撃チャンスも山田が送りバントを一塁へ転がし、三塁で封殺。ムードをしぼませた。「記録に出ないミスが出ている。つまらないところでミスがミスを呼んでいる。考えられんけどな」。なかば自滅の敗戦だけに星野監督の表情は険しかった。 ミスの重苦しさが打線にも影響を及ぼす悪循環で連敗を喫した。試合後、山田と中継ぎで結果を残せていない遠山に2軍行きが通告された。正捕手矢野の故障離脱後はこれで5勝6敗1分け。欠けた「要」の存在が大きくなってきた今、星野阪神が初めての正念場に立たされた。
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