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星野阪神ああ大敗“すみま仙”
片岡の犠飛で18試合ぶり初回先制も…
5万人の大歓声がため息へ、そして静寂へと移ろっていった。9回裏2死一、二塁。最後に振り上げた反攻のこぶしも今岡が投ゴロに倒れて不発に終わった。3連勝と再び勢いの波に乗って迎えた「黄金週間」の初日だが、結果は1―9と今季最多得点差での完敗。甲子園に押し寄せたファンの期待にこたえられず貯金「10」へ3度目の挑戦も壁にはね返された。 幕開けは最高だった。1回裏、先頭の今岡が右翼線へ二塁打を放つ。二塁への豪快なヘッドスライディングで盛り上げる。藤本が送って1死三塁。片岡は今岡の闘志あふれるプレーに「自分自身も刺激された。何としても点をとりたかった」と奮い立った。そして右翼へ先制の犠飛。阪神にとって18試合ぶりの初回先制点だ。最高のムード。だが自慢の投手陣が破壊してしまった。 「もったいないな。2死からだからな」と星野監督を悔やませたのは3回だ。簡単に2死をとった後、先発星野が崩れた。連続二塁打を浴びて同点に追いつかれると古田に四球。続く岩村にも二塁打を打たれ、ラミレスに2点適時打を浴びて4点を失った。後を継いだ西川、伊達も炎上しヤクルト打線に今季ワーストの17安打を浴びた。「ちょっと打たれすぎやな」と星野監督も苦い表情。投手陣が壊したリズムの中では「10点打線」も沈黙するしかなかった。 先発ローテーションで初めて井川、ムーアの並びを崩した。島野ヘッドコーチは「井川だけは(金曜日に)固定。あとは順番通り。(登板は)最初から決まっていた」と説明する。ベテラン左腕に勢いの継続を託した。だが結果は無残に散った。「きょうは逆目、逆目に出たな。久しぶりに楽なゲームをした」と星野監督も皮肉交じりに振り返るしかない完敗。だがこのダメージを引きずるわけにはいかない。大事な28日の一戦。悪い流れはムーアで断ち切る。 <写真=一方的な展開に険しい表情で選手交代を告げる星野監督>
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