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浜中、ホワイト、アリアス号砲 お祭り列車の最終便に、片岡とアリアスの移籍コンビがぎりぎり飛び乗った。ともに最初から3打席は凡退したが、片岡が6回2死一、二塁から左中間に2点適時打を放つと、アリアスは7回先頭で4号ソロを右中間スタンドに運んだ。ダメ押しのダメ押しに貢献しチームの勝利を一緒に笑えた。
取り残されるところだった。片岡は「遅いよ。それまでチャンスに全然で、自分に腹がたっていた」。1回1死三塁、3回2死二塁、4回2死二、三塁…。すべて得点圏に走者を置いて凡退を繰り返した。着実に加点するチームの波に乗り損ねていた。 それはたった1試合で4番から6番に再降格したアリアスも同じだった。5回1死一塁では引っ掛けた当たりの二ゴロ併殺打に、バットをぶん投げて悔しがった。この時点で打率は1割を下回り、9分8厘まで落ち込んだ。 ともにスタメンを外れるなど、投手を援護しきれないお湿り打撃陣の代表格だった。この日はそろって早出特打に取り組んだ。「ゲームに勝ったのが1番だがここ数日やってきたことができたのがよかった」。押せ押せムードに、アリアスは肩の荷が下りた。いつもと逆で左翼から右に吹く風に乗せた右中間アーチに、オマリー特命コーチは「この段階で右方向に本塁打が出たのはいい流れだ」と復調の兆しを感じた。 2番手西山の147 キロ を弾き返して左中間を破った片岡は「これで変わる。変わらなアカンのや」。引っ張ってこそ主軸の働き。いつまでも不振コンビとは呼ばせない。 <写真=7回裏無死、ソロ本塁打を放ったアリアスは山田(左)の出迎えを受け生還>
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