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阪神、02年35試合目で初の連敗

 因縁のナゴヤドームで星野阪神が最初の試練を迎えた。山田中日との対決第2ラウンドも攻守に精彩を欠き、オープン戦を通じて初の連敗を喫した。これまで不敗だった先発陣の谷中にも黒星がつき、2つの神話は途切れた。それでも貯金は7。首位は揺らがない。

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◇17日◇ナゴヤD
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

中 日
×
【神】(敗)谷中、西川、川尻、伊藤―吉本
【中】(勝)小笠原、遠藤、正津、岩瀬、岡本、山北、(S)ギャラード―谷繁
【本】桧山3号(6回、ソロ=小笠原)

新打線“カラ回り”

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 グラウンドをにらみつけたまま、星野監督はしばらく動かなかった。視線の先は片岡が刺された二塁ベース。4点を追う最終回、無死一、二塁として中日の守護神ギャラードを引っ張り出した。捕逸でまず1点。2死となったが片岡が右前に運び2点差と迫ったが、二塁を狙ってタッチアウト。最後のチャンスを走塁ミスであえなくつぶした。ちぐはぐな攻めを象徴するような幕切れ。オープン戦を通じ35試合目で初の連敗に星野監督の表情はこわばった。

 「ミスやな。打つ方が調子よければ多少のミステークも帳消しにできるが、点が取れないときは命とりになる」。流れを大きく変えたのは4回表、先制機のミスだった。無死一、二塁で浜中がバントの構えから初球のボールを見逃す。だがそれで飛び出してしまった二走の桧山が刺されてチャンスをつぶした。「大きいなんてもんじゃない。本人がよう分かってるでしょ」と星野監督。その後、走者を出しながら粘投していた谷中が5回裏、中日打線につかまり3失点。6回にも中継ぎ投手がつかまり2点を失った。「最後まであきらめない」精神も、2点差に迫り力尽きた。

 今季の「猛虎神話」が次々と崩壊した。初の連敗、開幕から6カード目で初の負け越しが決まり、先発投手に初黒星がついた。走塁ミス、捕手吉本の送球エラー、そして相変わらずの「決定力」のなさ。あらゆるミスが一気に噴出しては勝利の女神もそっぽを向くしかなかった。

 16日のアリアスに続き、この日は片岡を先発から外した。不動の3、4番構想も覆さざるをえない今季7通り目の新打線も機能せず、苦々しい思いで「燃えろドラゴンズ」の応援歌を2夜連続で聴かされた。星野監督にとって昨年10月2日の最終戦以来、189日ぶりのナゴヤドーム。かつての本拠地で星野阪神は初の試練を迎えた。

<写真=4回表阪神無死一塁、死球を受けたホワイトは、投手・小笠原の方をにらみながら近寄り捕手谷繁に制される>

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