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安藤、白星逃げても合格デビュー 安藤、上々デビューだ! ルーキー安藤がヤクルト戦にプロ初先発して6回を7安打1失点に抑えた。キレの良い変化球と制球力で勝負を挑み、9三振を奪う力投だった。最後は遠山がペタジーニに手痛い1発を浴びて暗転したが、即戦力をアピールしてみせた。 「次も頑張る」先発ローテ入り当確
目の前に迫っていたプロ初白星がこぼれ落ちた。7回。ペタジーニの打球を安藤は三塁ベンチで追った。スタンドインの瞬間、わずかに視線を伏せた。6回を投げ切った降板直後に味方が勝ち越し。しかし、その裏、リリーフ陣が逆転を許した。「しようがないですね」。安藤は唇をかみ締めて、顔を上げた。 記念すべきプロ初先発に「緊張した」。初回。いきなり1死一、三塁のピンチでペタジーニを迎える。「力むのは仕方ない。とにかく思い切り腕を振ろう」と開き直った。内角を突くスライダーでバットをへし折り遊飛。続く古田も三ゴロに仕留めて乗り切った。直球の最速は142 キロ 。思ったほど走らなかったが、得意のスライダーとシュートを効果的に配し、6回を1失点。9三振を奪う上々デビューを飾った。 「プレッシャーはありました」。チームは開幕から1つも負けていなかった。中継ぎでの初登板も検討されていたが、投手陣が良すぎて出番はなし。2、3日前に通達されたのは先発でのプロデビューだった。この日、天気予報は良くなかったが「(雨は)降るな!」と、投げたい衝動でテンションは最高潮だった。そして試合後は「いい勉強になった」と汗をぬぐった。 先発ローテーション入りは約束された。6回1失点の結果に、佐藤投手コーチは「6人目の先発? 十分だと思うよ。スピードはもっと上がるだろうし」と太鼓判。法大時代に慣れ親しんだ神宮球場のファンも「安藤! 次も期待してるぞ!」と背中を押してくれた。「次、また頑張ります」。球場を後にする時、安藤に笑顔が戻っていた。 <写真=6回を投げ1失点9Kを奪う力投を見せた安藤優也>
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