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星野阪神バク進!27年ぶり開幕3連勝

 勝った、勝った、また勝った! 星野阪神が横浜を倒して、1975年(昭50)以来、実に27年ぶりの開幕3連勝を遂げた。「歴史を替えてみせる」と豪語した星野監督が、左腕用に右打者をズラリと並べた用兵が的中でチーム17安打の大当たり。その火付け役となった恐るべき1、2番コンビ≠フ赤星と今岡が、2人まとめて8安打。投げては藪が復活で虎党は万歳三唱。イケイケ、ドンドンの阪神の勢いはもうだれにも止められない!

◇2日◇横浜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

横 浜

【神】(勝)藪―矢野
【横】(敗)野村、谷口、グスマン、竹下、細見―相川、中村、光山
【本】今岡1号(3回、ソロ=野村)

今岡1号、赤星初盗塁…1、2番コンビ大暴れ

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 マウンド上、ベンチ前にできた虎ナイン勝利の輪を見届け、六甲おろしが始まった。左翼スタンドは優勝したかのようなお祭り騒ぎ。勝った、勝った、また勝った≠ナ開幕3連勝。横浜だけでなく全国の虎党が、27年ぶりの歓喜に震えた。巨人連破の次に待っていたのは、猛虎打線の大爆発。1番赤星、2番今岡の02年版コンビが、ハイタッチの渦の中心にいた。

 鮮やかなセーフティーバントが三塁線に転がった。初回だ。赤星が口火を切った。「何としても塁に出たかった。狙いどおり」。当然、続く今岡はバント…と横浜ベンチが読んだ初球、赤星がスタート。フルスイングした今岡の打球はレフト前で弾んだ。「ああいう野球もあるんや」。ベンチで闘将がわずかに口元を緩めた。試合開始3分もたたないうちに無死一、二塁のお膳立て。この回、アリアスの犠飛、浜中の適時打で2点を先制。毎回の17安打ショーが幕を開けた。

 今岡は3回、今季1号ソロを左翼席に放り込んだ。4回には、2死二塁から赤星が中前へタイムリー。2回に今季初めて盗塁を試みて刺されていた。しかし「僕らしいでしょ。めげずに行きましたよ」と、今岡の4球目にスタートした。2度目はバッチリ決めて、昨季盗塁王としても開幕。その直後、今岡が5球目をまたレフト前へ運び、赤星が生還した。「1、2番はできすぎだが、あれくらいの仕事はできる」。指揮官もゆっくりうなずいた。

 赤星、今岡ともに5打数4安打。チーム安打の約半分を2人でたたき出した。しかし、今岡に満足感はまだない。「2番? 難しいですよ。赤星の足を生かして、後ろにもつながないといけない」。常に打席では考える。「3、4球、投げさせるだけでもチームバッティングだと思う」。エンドランなら初球を思い切りたたく。時には赤星の盗塁を待つ。最強の2番打者へ「今の状態を続けていかないとね」とバスに乗り込む瞬間、わずかに笑顔を見せた。

 27年ぶりに開幕から3つの白星が並んだ。この日の藪も含め、開幕から井川、ムーアら投手が主役を張るが、この夜は打線も先発野手全員安打の6得点で意地を見せた。「キャンプからやってきたことが出た。うねり打線がね」。田淵チーフ打撃コーチが満足げに締めくくった。

<写真=3回表無死、今岡は、左越え1号本塁打を放つ>

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