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仙さん登板命令、安藤3・5デビューへ 安藤よ、投げてみろ! 阪神星野仙一監督(55)が25日、右ヒジのハリで調整が遅れている安藤優也投手(24)にオープン戦での登板を命じた。これまでスローペースを容認してきた指揮官も、我慢は限界。プロの自覚を促すために、強制登板させる。待望のデビューは3月5日の近鉄戦(大阪ドーム)が有力。ローズ、中村、ウィルソンの9冠トリオに対し、金の卵が開幕1軍をかけて挑む可能性が出てきた。 安藤「全然、間に合いますよ」虎の即戦力右腕に“星野爆弾”が投下された。キャンプ最後の休日。宿舎ホテルのロビーでくつろいでいた星野監督は、安藤の話題に触れると表情が険しくなった。「高校生じゃないんだし、ある意味不満。大学出て、ノンプロ経てるんやから。大阪に帰ってすぐ先発するぐらいじゃないとイカン」。右ヒジのハリで調整が遅れている安藤に、キャンプ終了後のオープン戦登板指令を出したのだ。 「大事にしてきた部分はあった。そういう思いをさせる選手でもあった。故障がちと耳にしていたし、ヨソのチームのスカウトからも聞いていた。でもオープン戦になったら使えるか、ハッキリさせる。ここまで慎重にやらしてきて、パンクしたら、それは本人の責任。それぐらいの責任をもたないと、この世界でメシを食っていけん」 大切な金の卵。だかこそ他球団のスカウトからも情報を集め、温室栽培してきた。キャンプ当初も安藤の投球を見て「バランスがいい。新人では久しぶりにいいボールを放っている」と大絶賛。持ち上げて安藤を乗せ、その一方で過剰なプレッシャーを掛けすぎないように配慮してきた。しかし開幕1軍を計算するなら、もうタイムリミット。180度方向転換の厳しい注文は、星野監督が期待するからこそなのだ。 もちろん、クレバーな安藤も、そんな首脳陣の意図は十分承知。むしろ、ムチの入れどころを探っていたぐらいだ。「もう右ヒジのハリは大丈夫。当初の予定より大幅に遅れてますが、形はできてきたし、あとはスタミナを付けて打者との感覚を取り戻すだけ。大阪へ帰ってからの(オープン戦)登板? 全然、間に合いますよ」。明日27日には打撃投手を務める予定。その後、チャンスをもらえるならオープン戦のマウンドに立つ覚悟だ。 現時点で登板が有力視されるのは3月5日の近鉄戦(大阪ドーム)。準地元で天候の影響を受けにくいドームは最適だ。猛牛のローズ、中村、ウィルソンの9冠クリーンアップを封じれば、文句なしの開幕1軍。星野監督の愛のムチが入り、ようやくスーパールーキーも実戦モードに入る。 <写真=いよいよベールを脱ぐことになった安藤。大阪のファンを右腕で魅了だ!>
◆初日から 2月1日キャンプ初日から、いきなりブルペン入り。約40球の立ち投げを行った。バテ気味で「納得いく球が投げられなかった」と不満顔。 ◆一発合格 同3日、星野監督の前で、初めてピッチングを披露。星野監督は「新人にしては押し込むボールがある」と絶賛した。 ◆川上級 同5日、初めて捕手を座らせて45球の本格投球。星野監督は「最近の新人では久しぶり」と98年に新人王を獲得した中日川上の姿とだぶらせた。 ◆10勝期待 同日、偵察に来た巨人007が「間違いなく10勝する」と賛辞。 ◆開幕1軍“黄信号” 同15日、右ヒジに張りを訴えて、予定していたフリー打撃の登板を辞退。今後の予定がすべて白紙に。 ◆再開 同20日、4日ぶりに投球再開、立ち投げで50球。「打者相手に投げたい」と実戦登板を志願。 ◆最高球数 同23日、今キャンプで最高の100球の投げ込み。
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