tigers
spacer
◆阪神TOP
spacer
spacer
 Index  
spacer
■阪  神

spacer
■野  球

spacer
■サッカー

spacer
■スポーツ

spacer
■芸  能

spacer
■競  馬

spacer
■社  会

spacer
■レジャー
spacer
spacer
spacer
エバンス松坂撃ち!阪神連勝

 劇的サヨナラ発進の次は怪物・松坂に雪辱だ! 星野阪神が横綱相撲で西武を寄り倒し、オープン戦2連勝を飾った。西武の先発松坂に対し、1回2死一、二塁でエバンスがバックスクリーン直撃の先制3ラン。7回にはスキのない機動力野球で2点を追加するなどやりたい放題。昨年のオープン戦で5連続三振を喫した松坂に、生まれ変わった虎がキッチリお返しした。

オープン戦◇24日◇春野
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪 神

西 武

(勝)伊達(敗)松坂(S)山岡

 

image

 勝利の瞬間、星野監督が初めて笑顔を見せた。前日の初白星ではニコリともしなかった指揮官の表情は思わずほころんだ。「勝ちにこだわると言ってたし、結果は二重丸やな」。いきなりの連勝発進。オープン戦を前に「どんなメンバーでも勝負は勝つこと」と言い切ったからには、なんとしても勝ちにこだわる。

 この日は、桧山、アリアスら主力をメンバーから外しての戦いだった。「選手を公平に使っていく」。ただ、そこからハイ上がってくるのはお前たちだー。ベンチからそんな熱い思いでグラウンドに視線を注ぎ続けた。その熱血漢の目に止まったのはエバンスのバットだった。

 打球はバックスクリーンに直撃した。マウンドでは怪物松坂がボウ然。1万5000人超満員のスタンドが揺れる。「アグレッシブに打てたよ」。初回の130 メートル 先制3ランが、オープン戦開幕2連勝に導いた。

 星野イズムの「競争」が特大の放物線を生んだ。昨年6月に来日したエバンスだが、攻守ともに魅力を欠き、8月以降はファーム生活が続いた。アリアス、ホワイトの加入で、今季の立場はさらに苦しくなる一方だった。しかし首脳陣は決して“マイナー扱い”はしなかった。

 この日の試合前、田淵チーフ打撃コーチは「オープンスタンスを心がけろ」とアドバイスした。今キャンプでエバンスが取り組んできた新スタイル。「元に戻るところをよく見つけてくれた」と感謝した。これがすぐに結果に表れる。初回には、カウント2−0から外角ギリギリのカーブをボールと見極め、2球後の118 キロ カーブを弾き返した。3回には高めの新ストライクゾーンをファウルでカットし、四球を選んだ。じっくり球を見て、引きつける打撃ができた。

 オマリー臨時打撃コーチからも競争心を教わった。エバンスは外国人野手で競う「あるゲーム」に夢中だ。全体練習後に室内練習場に集合。打球の角度、鋭さを打撃投手のオマリーコーチが「ダブル(二塁打)」「アウト」などと判断、7スイングで勝者を決める。惰性に陥りがちな居残り特打に“争い”のエッセンスが加わり、ライバルへの対抗意識をむき出しにしている。

 試合後、星野監督は「エバンスはよく振り切っていたな。(両コーチが)一生懸命教えてくれている。キャンプ当初はなんやこれはと思ったけどな」と言ってまた笑った。痛快2連勝にチームのボルテージは上がり続ける。

<写真=1回表(阪神)2死一、二塁、エバンスは、西武先発の松坂からバックスクリーンへ先制3ランを放つ>

データセンター

 ◆阪神の過去10年間のオープン戦で連勝スタートとなったのは4回ある。ここ最近では野村監督1年目となった99年。初戦(2月27日・安芸)では浜中がバックスクリーン直撃の特大3ランを放って快勝。翌28日の春野では、大豊が西武松坂から本塁打。また井川が3回を無失点に抑えるなど話題満載だった。野村監督も「乗り過ぎてて怖い。夜寝る時に死んでしまうんじゃないか」と高笑いだったが…。ちなみに、過去10年のオープン戦は97年の4連勝スタートが最高。

外国人トリオでクリーンアップOK

 ◆今季の外国人選手登録システム 出場選手登録(1軍)は現行4人のままだが、これまで「投手2、打者2」だった同時出場の運用を「投手3、野手1」「投手1、野手3」まで広げることに決めた。外国人3人によるリレー、もしくは外国人クリーンアップも可能となり、指名打者制のないセ・リーグでは先発メンバー4人が外国人選手となることも発生。阪神の場合は、エバンス、ホワイト、アリアスの3人の外国人打者でクリーンアップを組むことも可能だ。

spacer
振りコンパクトセンター打ちをを評価

 <日刊スポーツ評論家・大石大二郎> エバンスの振りはコンパクトだ。後ろが小さく、球へ最短距離でバットが出てきている。一番評価したいのはセンターへ打ったことだ。打ったのは甘い変化球だったが、これを引っ張ったのなら、ただ失投を打った一発。バックスクリーンへ放ったのは球に逆らわない打撃を心がけていたからだ。

 この打ち方をされると相手バッテリーは苦しい。外国人を打ち取るセオリーは外への変化球。今のエバンスの打撃なら、変化球について行って安打を打ちそうだ。追い込まれた後、松坂から打ったのも評価したい。

 守るポジションが三塁と一塁ではアリアス、片岡がいてなかなか出場機会には恵まれないだろう。だが首脳陣が代わって、チームの雰囲気も変わった。いろんな形でエバンスにチャンスが芽生えつつある。

spacer
tigers

阪神 | 野球 | サッカー | スポーツ | 芸能 | 競馬 | 社会 | レジャー | ライブラリーINDEX
Home