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久万オーナー、室戸Cを視察 阪神キャンプが早ければ来季にも2次開催される可能性が出て来た。阪神久万俊二郎オーナー(81=電鉄本社会長)が20日、室戸キャンプを視察。今後のキャンプ地の話題に触れ「現場、フロントで協議するもの。異論はない」と高知県内にこだわっていない姿勢を見せた。 65年から続いている安芸キャンプ。しかし2月前半は肌寒く、チーム内では温暖な海外や沖縄を望む声も多い。星野監督も昨年末に「充実した訓練ができるように。最初は暖かい所でやって、それで場所を変えるのがいい。広島(沖縄と日南)がベストだな」と話しており、場所を移しての2カ所キャンプを理想に掲げている。長年の“仲”となった安芸とのしがらみもあるが、久万オーナーは「キャンプは短い期間で成果を上げ、ペナントに臨むためのもの。効率のいいやり方でやるべき。安芸とも話しあっていくが、こちらが続ける義務はない」と現場が練習しやすい環境に重点を置いている。 星野監督は報道陣からオーナー発言を伝え聞いたが「自分で耳にしたことしか言わない。そんな余裕はありません。いい施設だもん」と明言は避けた。しかしこの日、オーナー直々にお墨付きをもらった。「豪州−安芸」「沖縄−安芸」キャンプ実現へ大前進となった。 ◆久万オーナーと一問一答――室戸キャンプを視察しての感想は 久万オーナー (施設は)全部変わりましたね。岡田も一生懸命やっている。わき目もふらず、素晴らしい練習をしている。 ――1、2軍の風通しがよくなった 久万オーナー 1軍監督からどんどん(選手を)送ってこいという指示があって(岡田2軍監督も)「明日も5人送ります」と喜んでいた。「よう勉強せい」と言いました。 ――選手の雰囲気は 久万オーナー 明るくなったでしょうな。1組ずつ見ていたら、マジメにやっている。誠心誠意、努力している。去年に比べると、地味なくらい。 ――安芸も活気がある 久万オーナー 選手は気持ちの上では、やっていることは変わらんのでしょうけど、ムードが違う。成績がよくなりそうな気持ちです。意識改革は徐々に進んでいる。(星野)監督に押しまくられて、意識せずに(選手は)どんどん前に出ている。6月になれば、本物かどうか分かるんじゃないですか。 ――室戸の施設の感想は 久万オーナー コンパクトで全体を見て指導できるので、立地条件はいい。広からず狭からずで、キャンプ地としてはいい。試合を見せるのにどうか。
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