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テストのホワイト「顔は合格だ」

 阪神星野仙一監督(55)が17日、この日から安芸キャンプでの入団テストに臨んだデリック・ホワイト外野手(32=メキシカン・リーグ)に“1発合格”を出した。とはいっても、合格は威圧感あるその“マスク”のみ。技術面に関しては、テスト初日とあって評価を控えた。同外野手は20日まで、合格目指してアピールを続ける。

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 星野監督が“1発合格”を言い渡した。入団テストのため安芸キャンプに合流した新助っ人候補ホワイトに、指揮官はいきなり太鼓判を押した。「顔は、合格だな」。技術面はさておき、まずその威圧感ある強面に惚れ込んだ。「怖い? 怖くないよ。かわいい、味のある顔をしてる」と“闘将”らしく、ホワイトのマスクをほめた。

 乱闘要員にはもってこいだ。田淵チーフ打撃コーチいわく「インパクトがありすぎる」顔に加え、185 センチ 、102 キロ の巨体が威圧感を増幅させている。その存在感十分な外見はまさに“ヘビー級”。打席に立ってひとにらみすれば、相手投手は震え上がるに違いない。

 本人も自覚していた。この日の朝の体操前に、チームメートにあいさつ。「おはようございます。私はマイク・タイソンではありません」と“自虐ネタ”で爆笑を誘った。その風ぼうに似合わぬユニークさで一躍、人気者。すっかり溶け込んでしまった。

 練習後は大勢の報道陣に囲まれた。「長旅の後で、あまり眠れなかった」と少し目元にクマもできていたが、「チームメートを見ているとやる気が出てきた」と瞳はギラリ。本当のテスト合格へ向けて、闘志をみなぎらせていた。

<写真=入団テストを受けたホワイトは、田淵チーフ打撃コーチの前で、豪快なバッティング>

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田淵さん「パワーも合格」、吉竹コーチ守備面は「及第点」

 アップの直後、フリー打撃に臨んだホワイトは、パワフルなバッティングを披露した。90スイングでサク越えは4本と少なかったが、強烈なライナーをレフト方向中心に連発。「今日の感じはこんなもの。1球1球、打っているうちに調子は上がってくる」と自信を示した。見守っていた田淵コーチも「パワーは合格。高めをうまくたたいている」と上々の評価。一方、島野ヘッドコーチは「きょう1日では結論は出ない」と初日とあって慎重な見解を示した。

 顔には合格を出した星野監督は「ようわからん。1週間(プレー)してなかったし、時差もあるだろう。休み明けぐらいだな」と第5クール初日の20日が“テスト本番”となることを示唆。この日は、技術評価を控えた。

 打撃後に受けたノックの動きもまずまず。吉竹外野守備コーチは「無難にこなしていた。特に気になる点はない」とまずは及第点。滞在予定の20日まで、ホワイトのアピールは続く。

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