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テスト入団の原田、1軍キップつかんだ 阪神原田健二投手(25)が1軍キップを一発でゲットした。実戦初登板ながら、打者6人を無安打に抑えた。特に坪井、田中から三振を奪い、貴重な“左封じ”をアピール。「信用してもらうためには、1人ずつ抑えていくことです」とガムシャラな気持ちが好結果につながった。
左のサイドハンドから140 キロ 近い速球、シュートを有効的に使う。何より優れているのが、打者のタイミングを外す能力。右邪飛に討ち取られた今岡は「腕が遅れてくる感じ。球の出所が分かりづらい」と振り返った。昨オフに日本ハムを解雇され、阪神にテスト入団した。このキャンプは室戸スタートとなったが「常に打者を想定して投球練習していた。室戸は野球に集中できる環境でよかった」と前向きに考え、1軍昇格のチャンスを狙っていた。 左の切り札登場に首脳陣は大喜びだ。星野監督は「ショートリリーフだったら、アイツの方がいけるかもしれん」。この日登板した吉野、西川ら左の中継ぎ候補を差し置く高評価。佐藤投手コーチも「左だし、今日ぐらい投げれば、十分だ」とニンマリだ。 試合後、原田は荷物整理に室戸に戻り、すぐに安芸入り。好投のご褒美の5万円もゲットし「室戸−安芸」の1日2往復も苦ではなかった。 <写真=初登板ながら好投し1軍切符を手にした原田>
中西清起氏「変則面白い」 原田は、カーブ、シュートを使いながら、うまく自分の持ち味を出していた。ファームのシート打撃でもいい球を投げていた変則左腕。長いイニングを任すのは難しいが、対左打者のワンポイントリリーフには面白い存在だ。このキャンプで期待されている吉野の投球内容が良くない。現場としても、左の新しい中継ぎが欲しいはずで、原田にも開幕1軍のチャンスは十分にある。 (日刊スポーツ客員評論家)
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