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赤星、ロケット・スタート導入

 赤星憲広外野手(25)が「金メダル走法」で2年連続盗塁王を狙う。練習休日の8日、赤星は安芸ドームで打ち込み。開幕したソルトレーク冬季五輪の話題に触れ、スピードスケート男子500 メートル で2大会連続金メダルが期待される清水宏保(27)の大ファンと明かした。また清水の「ロケットスタート」と言われるスタートダッシュも独自に研究。走法に取り入れ、盗塁増産への意気込みを示した。

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 赤星が「ロケットスタート」で走りを進化させる。自らも00年シドニー五輪の全日本メンバーとして経験した大舞台。夏季、冬季を問わず五輪の季節が巡ってくると「わくわくするんですよ」という。開幕したソルトレーク五輪。五輪マニアの赤星が最も注目するのがスピードスケート、中でも2大会連続金メダルを狙う清水の走りだ。

 まだ面識はない。今はファンの1人。だが球界の「スピード王」として清水を見る目は、ファンの域を超えている。「前回(長野五輪)はスタートの時、前に出した足を寝かせた状態。でも最近はつま先を立たせてるんですよね」。清水の「ロケットスタート」と呼ばれる世界一のスタートダッシュの秘密を探ろうと目を凝らしていた。「ボクもスタートの時、つま先を立たせてみようか。でもこれじゃ(塁に)バックできないですね」と笑った。

 赤星の「清水信奉」はスタートだけに収まらない。「あの足の筋肉はすごいですよね」。競馬観戦にいっても、馬券を買うより走る馬の筋肉に目がいってしまうという。肉体構築への好奇心も果てしない。「どういうトレーニングしてるのか見てみたいですね。対談できませんか?」と目を輝かせた。

 五輪の舞台を踏んでいるからこそ重圧、しかも金メダル当確と言われるプレッシャーのすさまじさを肌身に感じる。「それでも(金を)とると思う。そういう人でしょうね」。170 センチ の赤星は清水にエールを送り、自らも誓う。昨季の39盗塁以上走ってタイトルは渡さない。目で盗んだ「ロケットスタート」が、それを可能にする。

<写真=清水のロケットスタートを刺激に2年連続盗塁王を狙う赤星>

 ロケットスタート 2大会連続金メダルを目指す清水の代名詞。重心を低くして最初の10 メートル で差をつける。34秒32の世界記録をマークした時は最初の100 メートル を9秒45で通過している。これは人間の限界に近いとされている。スタート直後、他の選手は重心の位置が身長の約50%の位置にあるが、清水45%と約5%低い姿勢で滑っている。

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