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「3番片岡」決まり!16日紅白お披露目 不動の3番は任せた! 日本ハムからFA移籍の片岡篤史内野手(32)が安芸キャンプ第2クール最終日の7日、初の特打を行った。星野仙一監督(55)が見守る中、131スイングでヒット性67本。トーマス・オマリー臨時打撃コーチ(41)は「3番タイプ」と太鼓判を押した。新外国人アリアスの4番に続き、これで3番も決定。2002年型打線の骨格が固まった。3番片岡を軸とした新打線は16日に予定されている恒例のテレビ紅白でお披露目されることになりそうだ。 オマリー臨時コーチ太鼓判
希望が膨らむ快音の連発だった。第2クール最終日に初めて行われた片岡の特打。スタンドのファン以上に突き刺さったのが、ケージの後ろで腕組みして構える闘将の熱視線。「しっかり見てると張り切り方も違うもんね。オレはそばにいるだけでいいんだ」と星野監督は笑う。狙いはズバリ。「途中まで後ろにいるのが分からなかった」と片岡は苦笑い。気づいた途端、自打球が右つま先を直撃。「悪い打ち方してる証拠。でもあれで逆に力が抜けてよかったかも」。あとは快打を指揮官の目に焼き付けた。 「いい天気だったし、やっぱり外で打つのは気持ちいいね」。気分よく右へ左へ、鮮やかに打ち分けた。「技術的にはまだまだ。チェックしてる段階です」と言いながら131スイング中ヒット性を半分以上の67本放った。プロ10年で1184安打の技術は、仕上がり途上でもキラリ光る。広角打法に、かつて阪神のクリーンアップを担ったオマリー臨時打撃コーチは「3番タイプだ」と適性を見抜いた。 貧打線にあえいできた阪神。問題のひとつが、日替わりでクルクル変わる「猫の目打線」だった。固定した打線構築へ、不可欠なのが強力な柱。連日、サク越えを連発するアリアスが4番、その前に「安打製造機」片岡が座る。これぞ虎ファン待望、2002年型打線の核だ。 片岡も期待される役割、仕事を理解して練習に取り組む。この日は打撃練習の途中、自らオマリー氏に近づいて質問した。「(日本で)6年連続3割打った人だし同じ左打者、いいものを取り入れられればと思いどういう点を気にしていたか聞いた」。オマリー氏も笑顔で応対。「いいところを見せたい気持ちがある」という片岡に「練習のための練習はするな。実戦で打たなきゃ意味がない」とアドバイスした。 高い能力を垣間見せるFA砲を実戦で早く見たい気持ちも高まる。島野育夫ヘッドコーチ(57)は「16日ぐらいかな」とテレビで生中継される日の紅白戦で実戦デビューを示唆。「3番・片岡」が、猛虎打線を復活へと導いていく。 <写真=猛虎の3番だ! 特打で片岡は、快音連発。16日の紅白戦ではいよいよ3番デビューする> 土の甲子園で打率アップ/中西清起 片岡は理想的な3番タイプだ。広角に打てるのが何よりいい。ポイントゲッターも、チャンスメークもできる。長打力はないが、確実性では今の阪神でNO.1だろう。 バットが内から出ているし、左足の蹴りがしっかりとインパクトにまで伝わっている。強いゴロを打てるし、土のグラウンドの甲子園ではかなり率を残せるのではないか。3割近くいくと予想する。 これで3、4番が固まった。他球団と比較しても、決してそん色ない。上位陣をうまく組み合わせればジグザグ打線になるし、バラエティーに富んだオーダーになる。赤星と上坂の上位陣の出塁率が上がれば、それだけ得点力もアップする。5番打者が固定されればもっと安定するが、ここは選手会長の桧山に期待したい。(日刊スポーツ評論家)
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