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虎ナインもぼう然…未体験の新ゾーン

 新ストライクゾーンに対応するため、阪神安芸キャンプ3日目で初めて審判から説明会が行われた。野手陣が全員集合し、打撃マシンを使って審判団の指導の下で確認。ナインも実際に打席に入って体験したが、ほぼ全員がお手上げとなった。

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 広沢は「高いよ。慣れるしかないが、慣れるころにはオレは引退や」と苦笑い。片岡も「投手に有利。あれだけストライクゾーンを広げて打ちにいくのは難しい」と首をひねる。桧山に至っては「ボール3つ分なんてもんじゃない。目の高さぐらいでも振ってしまうかも」と白旗状態だ。

 ストライクゾーン変更でのトラブルを防ぐため、審判団は各球団のキャンプ初日から配置された。阪神にも4人が派遣されていたが、これまで体力作りを優先。「準備がようやくできたから」(島野ヘッドコーチ)と、ようやく実技講習会が実現したのだ。

 この日、虎ナインと一緒に新ゾーンを体験した日刊スポーツ評論家の2人はそろって過剰意識は禁物との意見だ。

 一枝修平氏 何年も体で覚えたスイングは簡単に変えられない。打者はそんなに起用じゃない。(ストライクと思う)高めのボールをカットできれば十分だ。

 落合博満氏 新ストライクゾーンで見逃し三振ならゴメンナサイだ。打法を変えたら墓穴を掘る。そんなコースへ1試合で15球も放れる投手はいないよ。

 もっとも田淵コーチは「驚くのは当たり前。練習すれば打てる。打てる高さだからストライクになった。打つ工夫をしないとダメ」と攻略への自信をのぞかす。目ならし対策として、まず第2クールから打者のブルペン行きが決定したが、秘策はあるのか…。新ゾーン問題は、今後も大きなテーマとなりそうだ。

<写真=ナインを集めて新しいストライクゾーンを解説する井野審判員>

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