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安藤は新ゾーンの申し子だ
自由枠入団の注目ルーキー阪神安藤優也投手(24=トヨタ自動車)が2日、キャンプ2日目もブルペンに入り50球を投じた。納得するボールが行かず、居残りチェックも行ったが、時折、切れのいい真っすぐで片りんもみせた。視察した吉田義男元監督(68=本紙評論家)は「高めの球を使える投手」と称賛した。 不満げな表情だった。ブルペンの安藤に笑顔はない。「しっくりこなかった」とこの日の投球にまったく納得いかない様子だった。「中途半端な形で座らせても、フォームを崩すだけなので」と捕手は立たせたまま。ただ「最大の武器」と話すストレートの球威はまずまずで、自身の及第点が高いための不満顔だった。 吉田氏 直感的に思ったのは、高めの球を使える投手だということです。後方から見ていると安藤の球の軌道は、すべてではありませんが、たまにフッとホップします。今季から高めのストライクゾーンはボール2個分ほど高くなる。江川(卓)、上原(巨人)が投じた高めの球を打者がバットの上っ面に当ててポップフライに仕留められる。安藤の球質を見ていると、それと同じタイプで、新ゾーンを有効に使える投手ではないかと思いました。 練習メニュー終了後、居残った安藤は黙々とネットピッチ。佐藤、葛西両投手コーチに見守られてフォームのチェックを行った。「だいぶ感じはつかめてきた。これからも続けていきたい」と修正はほぼ完了。黄金ルーキーの真価発揮は、まだまだこれからだ。 <写真=投球練習を終え、吉田義男氏(左)と話す安藤>
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