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担当記者かわら版「絵になる田淵さん」 3年ぶりに阪神安芸キャンプ取材の遊軍町田はメーン球場で、本紙評論家の一枝修平氏と並んで不思議な光景に首をひねっていた。 一枝「おいマチダ、何やあのノッカー、ゴロ打つのへたやなあ。誰や」 遊軍町田「そうなんです一枝さん。あれは今キャンプの目玉の1人、田淵コーチなんですけど、なかなかゴロが転がらないんですよ。あら、またハーフライナー。今度はチョロだ」 一枝「田淵か、そうやろ。あいつ外野へはうまく打つけど、細かいのはよう打たん。それでもマスターズリーグではどんなに詰まった当たりでもヒットになるんや。あれは大したもんやったで(注・一枝氏と田淵コーチは同じ大阪ロマンズ所属の優勝仲間)」 町田「あっまたチョロだ。アリアスがグラブをとって素手で捕球しましたよ。それに怒った田淵さんがバットを放り投げて、あっジャンパーを脱いだ! トホホ、まさかこんなコントみたいな場面で背番号88がお披露目とは…」 一枝「ええやないか。周りの選手もお客さんも笑ってる。この明るさや。これが今までの阪神に足りなかったんや」 町田は子供のころに読んだ四コママンガの名作「がんばれタブチくん」を思い出していた。いろんな意味で、今年の安芸には絵になる男が多い。
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