第119戦 (9月12日)
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9年連続負け越し確定

井川、福原が大乱調

◇12日◇甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト

阪 神

【ヤ】入来、島田、松田、(勝)河端、山本、(S)高津―小野
【神】井川、(敗)福原、遠山、伊藤―カツノリ、矢野
【本】浜中10号(3回、2ラン=入来)広沢11号(5回、2ラン=入来)
広沢12号(7回、2ラン=河端)

逆転負けで確定…

 ついに今年も、この日が来てしまった。リーグ最速の70敗。残り21試合に全勝しても69勝止まりで、負け越しが確定した。1万6000人と寂しい甲子園は、一層の秋風。野村監督は「あっ、そう。気にしてません」とぶっきらぼうに答え、最大限の強がりを見せた。

スタメン
阪 神
ヤクルト
上 坂飯 田
赤 星宮 本
浜 中稲 葉
桧 山ペタジーニ
広 沢ラミレス
今 岡岩 村
カツノリ土 橋
藤 本小 野
井 川入 来

 まさかの逆転負けだった。先発井川の失点を、浜中のプロ初2ケタ本塁打となる10号2ラン、2打席連続となる広沢の通算300号同点&301号勝ち越し2ランの計3発で挽回。2点リードで8回を迎え、勝利は目前だった。だが井川がラミレス、岩村に連打を浴びて降板。救援した福原が輪をかけて大乱調だった。制球が定まらないまま代打真中に同点適時打を浴び、挙げ句飯田には決勝スクイズを許し万事休す。わずか10分足らずの悪夢だった。

 「井川を引っ張り過ぎたかなあ。(交代は)岩村までと思ってたけど、2人とも出すとは…」。野村監督は継投機を悔やんだが、すべてはあとの祭り。チームワーストの11敗目を喫した福原は「踏ん張らなあかんでしょう!」と珍しく自分に怒りをぶちまけた。浜中&広沢の区切りアーチに加え、打率3割9厘で再び規定打席に到達した桧山の2安打、盗塁王を独走する赤星のチーム21年ぶり30盗塁など、明るい話題満載だったこの試合。終わってみれば、空しさだけが残った。

広沢2発300号&301号も…

 広沢がプロ野球史上25人目となる通算300号を記録した。2点を追う5回、2死二塁からヤクルト入来のスライダーを左中間へ。貴重な同点弾が記念弾となった。続く7回にも2打席連続となる今季12号の2ラン。後半戦だけで3度目となる1試合2本塁打の大活躍だったがチームは逆転負け。9回2死一塁の打席は三振に倒れ「ここで打たないとと思ったんだけど…。300号は気にしてなかった。勝ちたかった…今日は」とチームの敗戦を悔やんでいた。

 ▼通算300本塁打=広沢(阪神) 12日のヤクルト24回戦(甲子園)の5回、入来から今季11号を放って達成。プロ野球26人目。初本塁打は、ヤクルト時代の85年6月5日の中日6回戦(神宮)で堂上から記録している。

赤星、30盗塁目

 7回、この日2本目の安打で出塁した赤星が、1死後に今季30個目となる盗塁を決めた。阪神では80年の加藤博(34個)以来21年ぶりの大台到達。盗塁王のタイトルと新人王を引き寄せた。ただ、チームが敗戦したため「ここぞの場面で走らないと価値がないですから…」と試合後はうつむき加減だった。

(48勝70敗1分:6位)


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