| 第117戦 (9月9日) |
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6連敗、借金「22」1300勝いずこへ19イニングタイムリーなし
またも、勝てなかった。。昨年6月8日、巨人相手に挙げた最後の勝利から1年3カ月…。今や藪がマウンドでうなだれる姿は、毎度おなじみの光景となってしまった。5回途中6失点KO、今季4敗目でついに2年越しの11連敗。米子は99年5月18日の同カードで1失点完投勝ちした縁起のいいマウンドだったが、皮肉にもエースの「暗夜行路」はますます出口が見えなくなってしまった。
「……」。藪は終始厳しい表情で無言。野村監督も首をひねるしかなかった。「何か怖がってるのかな。ホームラン打者とケンカするぐらいで投げなきゃいけないのに…。勝てない」。初回ヒットと四球で広げた1死一、二塁のピンチは、金本にあっさり左中間2点二塁打を浴び、5回もディアスに0―3から試合を決める3ラン。木戸バッテリーコーチも不甲斐ない内容に「30歳を過ぎた投手の投球じゃない。登板間隔が1週間あるんだから、しっかり準備しないと…」と、厳しい言葉を投げかけるしかなかった。 打線も相変わらずの貧打ぶり。得点は上坂の犠飛、沖原の3号ソロだけの効率の悪さで、19イニングタイムリーヒットがない。これでは今季3度目6連敗も当然で、ついに借金は今季最多、昨年1度もなかった「22」を数えてしまった。 「長いトンネルはなかなか抜け出せない。力のあるチームならそんなことないんだろうけど、弱いチームは…」。またもや監督通算1300勝がお預けとなった野村監督も悲痛な叫び。札幌、名古屋、米子と続いたロードは疲れただけでついに白星なしだ。明日11日からは甲子園で首位ヤクルト3連戦。13日ぶり我が家で意地を見せることが、虎党へのせめてものザンゲだ。 赤星29個目盗塁&初併殺敗戦後の赤星は「何もないです」と、厳しい表情だった。1回1死。三遊間を破るヒットで出塁すると、すかさず二盗に成功。後続が倒れて、先制ホームを踏むことは出来なかった。「点につながらなくては意味がありませんから…」。今季29個目の盗塁も、チーム6連敗では、さすがに声を振り絞るのが精いっぱいだ。 4点ビハインドの8回無死一塁では、玉木から放った遊ゴロが「遊―二―一」とわたり、423打席目でプロ初の併殺打になった。「初の併殺打? 自分のことを気にしてる状況ではありませんから。チームが勝たないと…」。勝利につながらなかった腹立たしさか、足早にバスに乗り込んだ。 上坂、痛恨のエラー上坂の痛恨エラーも藪の足を引っ張ってしまった。2点リードされた5回無死一塁で木村拓が捕前バント。矢野が一塁カバーの上坂に送球したが、上坂はこれを後逸してピンチを広げ、その後ディアスの3ランが飛び出した。「まあ考えられんことが起こりますわ。見た? よそ見してるんやもんなあ」。怒りを通り越した野村監督が呆れ顔を作れば、平田守備コーチも「二塁へ投げると思って二塁を見てたみたいだけど」と厳しい表情。上坂も「ミスです」と答えるのが精いっぱいだった。 沖原42試合ぶり3号ルーキー沖原がプロ3号を放り込んだ。7回2死、鶴田の内角直球を左翼芝生席へ。7月7日広島戦(広島)以来、42試合ぶりのホームランとなった。「思い切っていった。鋭くポイントへ差し込んでいけた。久々にいい感触でした」。課題とされる打撃面でステップアップの光明を見出していた。 (47勝69敗1分:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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