第115戦 (9月5日)
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福原打たれて「借金20」

延長10回サヨナラ…4連敗

◇5日◇ナゴヤD
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
阪 神

中 日
1X
【神】井川、(敗)福原―カツノリ
【中】川上、落合、岩瀬、正津、前田幸、(勝)紀藤―中村

和田、同点打が精一杯

 前進守備の赤星の頭上をサヨナラの打球が越えていく…。その先に待っていたのは、昨年より20試合も早い借金「20」。延長10回、福原が力尽きた。1死一、二塁でゴメスに初球の144キロストレートを弾き返されサヨナラ負け。この試合、3度の敬遠策を用いて、必死に守ったが、耐え切れなかった。3戦連続救援失敗の福原は凍りついた表情。「…」。何を聞かれても無言でバスに乗り込んだ。野村監督も「福原の初球? そういうことを望んでも無理。できない」とお手上げだった。

スタメン
阪 神
中 日
赤 星荒 木
田 中井 端
浜 中立 浪
桧 山ゴメス
広 沢山崎武
今 岡ティモンズ
カツノリ波 留
藤 本中 村
井 川川 上

 それにしても打てない。試合前には、藤本が松井ヘッドコーチとセーフティーバントの練習を繰り返していた。3日の移動日も、室内練習場で野村監督が浜中、今岡らに直々、バント指導。藁(わら)をもすがる小技特訓。「どんな形でも塁に出なくちゃいけないですから」(浜中)と選手にも危機感はあった。しかし、この試合も打線は「線」には程遠かった。8回に和田の同点タイムリーに追いつき、17イニングぶりの得点で意地を見せた。10回には1死から赤星がセーフティーバントで出塁したが、後続が続かない。

 ここ5試合で5得点。「とにかく点が取れないね」。野村監督の深いため息が続く。監督通算1300勝にあと「1」で長い足止め状態が続く。4年連続最下位の確定日が足早に近づいてきた。

井川力投、報われず

 先発井川の好投は報われなかった。初回、先頭荒木に右中間への三塁打を許し、続く井端の二ゴロの間に1点を失ったが、2回以降は完ペキな内容。7回、109球を投げ、6安打、8三振、無四球、1失点の力投。防御率も2.45とした。だが、試合はサヨナラ負け。立ち上がりを除いて自身も納得する投球にもかかわらず、試合後の井川は「負けたら意味がない」と厳しい表情だった。

 広沢(5回、今季初盗塁に成功。通算78盗塁)「(盗塁は)行けると思ったから。試合はサヨナラ負け? つらいなあ。何とか頑張るよ」

 カツノリ(スタメン出場)「勝たせてあげたかったな、福原も、井川も…」

 赤星(ゴメスの打球が頭上を越えてサヨナラ負け)「前進守備の場面だった? そうなんですけど、でも…」

(47勝67敗1分:6位)


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