| 第112戦 (9月1日) |
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ビビリ負け…“内突けない”谷中死球後、ペタとラミレスに連続被弾
ノムさん1300勝お預け快音を残した打球の行方も見ず、谷中は両手をヒザをついてうなだれた。5回2死一塁、ぺタジーニに浴びた先制2ラン。対ヤクルトには完封した前回登板(7月31日=甲子園)を含め、15イニングぶりの失点だった。さらにラミレスに連続のソロを浴び、この回3失点。ツバメキラー突然の乱調は、完全な“ビビリ負け”にあった。
P砲に1発を浴びる直前、3番稲葉にこの日2つ目の与死球。稲葉に帽子を取って謝ったが、両軍ナインがベンチを飛び出し乱闘寸前になった。「その影響がなかったとはいえない。(谷中を)落ち着かせるため、木戸さんも出て来てくれたのですが…」(カツノリ)。試合再開後、P砲に内角球を2つ続けたが、それまでよりもボール1つ分ほど甘い。そしてついに3球目を両翼100メートルの札幌ドーム右翼中段席まで運ばれてしまった。 「死球の影響? 別にないです…」。言葉をなくした谷中に代わり、木戸バッテリーコーチが厳しい言葉で続けた。「あれで崩れたらメシは食えん。持ち味なんだから、貫いて行かないと」。谷中の与死球12は、5月途中移籍にも関わらずリーグ最多。身上の厳しい内角攻めを“放棄”しては、7回途中4失点KOの2敗目も当然の結果だった。 「死球の影響? 本人に聞いてよ。とにかく点が取れないのは重大問題や」。打線も藤井から1点しか奪えず、借金を今季最多タイの17に膨らませた野村監督も仏頂面。首位の古巣叩きで目論んだ監督通算1300勝(歴代7位)もお預けだ。北海道での連勝も6で止まり、代わって対ヤクルトの道内連敗は76年の勝利を最後に11に更新。野村阪神の札幌ドーム初見参試合は、後味の悪さだけを残し、セ界V戦線の灯を小さくした。 金沢、プロ初被弾2番手金沢がプロ初被弾を浴び、傷口を広げてしまった。8回に四球と沖原の失策で2死一、三塁のピンチ。リズムをつかめないまま、1番真中への130キロストレートが甘く入り、右翼席へ運ばれた。許したヒットは本塁打の1本だけと運もなかった。「何もありません」。8月28日の巨人戦では2回無失点でプロ初登板を飾ったが、この日は一転、暗い表情で球場を後にした。 浜中が意地の一撃3番浜中が完封負けを免れる意地のタイムリーを放った。0―4で迎えた8回表、2死一塁。左翼フェンス直撃の適時二塁打で意地を見せた浜中は「このままでは終わりたくなかったんで…」。ただし、反撃はそこまで。チームで9安打を放ちながら、決め手を欠いて残塁7。絶好調の4番桧山も無安打だった。ヤクルト先発藤井にはこれで3連敗。阪神打線はまたもカモにされた。 (47勝64敗1分:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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