| 第101戦 (8月15日) |
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盆休み…連勝ストップ浜中8号ソロ空砲…
ゲームセットと同時に、右翼席からメガホンの雨が降った。お盆休みで大阪Dに詰め掛けた2万8000人のファンは、試合時間3時間12分のほとんどを苦痛に感じたに違いない。先発カーライルが5失点KOされれば、打線も広島黒田の前に散発7安打2得点。連勝が3で止まった野村監督は、開口一番「ジス、イズ、完敗」とうめくようにつぶやいた。
速球派に弱い虎を、改めて露呈した1戦だった。常時150キロ超を計時した黒田の前に、4回まで成す術なしのパーフェクト。5回に桧山が初安打を放つも後続なく、7回表終了時点で0―7。その裏、浜中が149キロ直球を「完ぺきな当たり」で9度目完封負け阻止の8号ソロに変え、8回はカツノリの中前適時打で反撃したが、時すでに遅しだった。試合後の浜中が「最後まで球が速かった」とつぶやいたひと言は、ナインのだれもが抱いた黒田評でもあった。 「こういう展開は(相手の)ピッチャーが楽やな。先制、中押し、ダメ押し…」。野村監督はカーライルの炎上が、黒田の快投をより一層、演出したと分析するが、それにしても前夜は13安打、広沢の2発。そしてお立ち台での「甲子園、六甲おろし熱唱」宣言で盛り上がっただけに、よりむなしさは募る。 これで4年連続勝ち越し中の広島戦も、今季は13敗目(7勝)。残り8試合を全勝しない限り「5年連続」への道はなくなった。17日に再び出発する夏ロードを控え、第3戦こそは、勝って弾みをつけたい。 桧山“再出発”ヒット黒田からチーム初安打を放ったのは桧山。4回までパーフェクトに抑えられていたが、5回詰まりながらレフト右にヒットを放った。前日(14日)の同カードで、更新中だった連続試合安打のチーム記録が「28」でストップ。この日が再スタートで「また今日から? そうだね。(チーム敗戦も)次は黒田を打てるように頑張るよ」と話した。 カーライルぶち壊し5失点KOカーライルが試合をぶち壊した。5回8安打5失点でKO。来日1年目の今季9敗目を喫した右腕に、試合後の野村監督も「日本の野球のレベルにはほど遠い」と、手厳しかった。 1回2死一、三塁。一走金本をけん制で挟殺プレーに持ち込んだが、追い込み過ぎて三走木村拓の得点を許した。「もう少し三塁ランナーを注意して欲しかった」(平田守備コーチ)。また、5回まで5つの盗塁を許すなど散々。本人も通訳を通じて「今日はお話しすることは何もありません」のコメントが伝えられただけだった。 「球数少ない。クイックできない。コントロールない。カウント球はストレートしかない」と野村監督。23歳の若さから将来戦力として期待されたが、ないないづくしでは、早くも首筋が寒くなった。 カツノリ奮起の一撃黒田に一矢報いたのは、浜中の1発に続くカツノリのタイムリーだった。6回から途中出場し、8回塩谷の二塁打などで作った1死三塁のチャンス。149キロ直球を中前へ弾き返し、2点目を返した。「あの場面はとにかく1点ずつでも返して行こうと、それだけでした。与えられたチャンスを生かして行けるよう、頑張らないと。でも負けたから悔しいですよ」。報われない適時打に、最後まで厳しい表情だった。 (44勝57敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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