| 第98戦 (8月11日) |
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桧山に拍手、球団新27戦連続安打球団4000勝王手桧山が半世紀を超える猛虎球団史にその名を刻んだ。阪神の桧山進次郎外野手(32)は11日、ナゴヤドームで行われた中日戦の9回第4打席で山本昌から左前適時打を放ち27試合連続安打を達成。99年に大豊(現中日)が記録した26試合を抜く球団新記録を樹立した。阪神は桧山の劇的な1打で球団4000勝へあと1勝とした。
父・隆一郎さん「奥さんもらって変わった」ついに桧山が猛虎の歴史を塗り替えた。9回表、ほしくてほしくてたまらなかった待望のヒットを放った。それも決勝タイムリーだ。球団新記録となる27試合連続安打を達成。こんなに心地よい夏夜はない。 桧山 1球目、監督の指示でシンカーをいけと言われてましたが、内に来ると思っていたのに外に来た。アッ、終わったと思ったけどね。エエわ、当てたら何とかなるやろうと思った。 ラストチャンスだ。3打席目まで凡退。後はなかった。9回、2死二塁から浜中が敬遠で歩かされ、一、二塁。初球、外角のシンカーを見逃してストライク。でも、不思議と力みはなかった。むしろ吹っ切れた。 この打席の前までで、最近5年間の山本昌との対戦打率は1割1分8厘。それでも野球の神様が微笑んでくれた。1―1からの3球目、再び131キロのシンカーだ。今度は内角。桧山は迷わず振りぬいた。打球は詰まって左前にポトリ。俊足の二塁走者・赤星がホームイン。新記録を劇的なタイムリーで飾った。
チーム1の練習量桧山 アッチ向いてホイ! 1番いい所に打てて、1番いい走者だった。浜中が敬遠? 昌さんはタイミングがあわない。向こうも『お前はオレを打てへんやろう』という感じだから、こっちも『ハイ、打てません』って。あそこの場面で打てたのがうれしい。 汗は裏切らない。1999年、大豊が記録を更新していた時だ。当時、阪神で1番の練習量を誇ると言われた大豊が「1番練習しているのは桧山」と語っていた。快進撃の始まった7月3日から40日目、桧山はその大豊が持っていた記録を抜いて球団史上トップの座に躍り出た。 1―0での勝利ほどうれしい白星はない。自身の球団新記録更新で花を添えたのだから、なおさらだ。 桧山 最後に勝つのがチームとして1番いい形。勝つことでチームも強くなる。(テレながら)なかなか勝負強かったかなって。 1つ、1つハードルをクリア。日本記録は79年、高橋慶彦(広島)の「33」。あと6だ。選手会長・桧山の快進撃は続く。 浜中”敬遠”でつなぎ桧山の新記録達成に一役買ったのは3番浜中だった。9回2死二塁。ここで打席の浜中は、なんと敬遠。中日ベンチが、そこまで3打数2安打の浜中よりも桧山との勝負を選択したためだった。「敬遠なんて全然考えてなかったし、エッという感じでした。(中日バッテリーは)今ごろボクと勝負していたら良かったと後悔してるんじゃないですか」。敬遠での“つなぎ”に苦笑いだった。 “新方程式”藪―福原完封リレー藪が先発で戻ってきた。7回3安打無失点。103球の熱投だった。チームを勝利に導いたのは、復活の兆しを見せたこの男のピッチングだ。 「最低5回ぐらいまで抑えたいと思っていた。(最後は)つかまりかけてたからね。チームが勝てて良かったよ」。7回2死満塁のピンチも中村を捕邪飛に抑えて、マウンドを福原に譲った。MAX146キロ。女房役の矢野も「いい時のストレートに戻っていた」と手応えを感じていた。 4月22日の中日戦(甲子園)以来、実に111日ぶりの先発登板。2軍落ちしてからは、右ヒジ手術も考えるなど、悩める日々が続いた。藪を1軍に再昇格(8月3日)させてから、先発起用のタイミングを計っていた野村監督は「しり上がりに良かったね。(今まで)ヒジが悪かったのかな。あいつが出てきてくれると助かるよ」と、夏場で苦しい台所だけに、しみじみと話した。藪の先発復帰がチームに及ぼす影響は大きい。 今季8勝目抑え転向も最後を締めたのは福原だった。0―0の8回から藪をリリーフ。3人で抑えると、1点をリードした9回にもマウンドへ。2死から立浪に中前打を許すが、波留を沈む球で空振り三振。今季8勝目をモノにした。 「緊張しました。肩も大丈夫です。藪さんが頑張ってたので、変なピッチングはできないと思った」。結果的には抑え役。起用に関して、野村監督は「いろいろチーム事情があるから」と言って明確にはしなかった。首脳陣は抑えの成本が調子を落としていると判断している。今後は、福原をストッパーとして起用する可能性が出て来た。 (42勝56敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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