第89戦 (8月1日)
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3点差守れず…50敗セ界1番乗り

ノムさん、伊達の交代機を悔やむ

◇1日◇甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト

阪 神

【ヤ】(勝)ホッジス、河端、松田、五十嵐、(S)高津―古田
【神】(敗)伊達、弓長、星野伸―矢野
【本】岩村10号(6回、2ラン=伊達)

伊達、6回岩村に痛恨の逆転2ラン

 皮肉な結末だ。野村監督の来季続投が明らかとなったこの日、チームはリーグ最速の50敗目を喫してしまった。それも悔しい逆転負け。しかも序盤3点リードからの逆転負けだけに悔いが残る。敗因はやや遅れた継投機とチャンスであと1本が出なかった拙攻。野村監督は2つのシーンを挙げ、自嘲気味につぶやいた。

スタメン
阪 神
ヤクルト
上 坂藤 井
赤 星宮 本
浜 中稲 葉
桧 山ペタジーニ
広 沢古 田
矢 野岩 村
エバンスラミレス
沖 原土 橋
伊 達ホッジス

 シーン1 1点リードの6回2死一塁、先発伊達が岩村に逆転2ラン 「2アウト取ってたからなあ。限界は見えてたけど、本塁打さえ打たれなければと思ってたんだが…」。雨の影響で試合開始が40分遅れたにも関わらず、3安打2失点に抑えていた伊達だったが、ここぞの場面で逆転決勝被弾。左の岩村相手に交代機を逸した感もあった。だが野村監督は「迷いはしなかった」と伊達を責めず、自らの決断に非を求めた。

 シーン2 1点を追う8回1死満塁で矢野、代打八木が連続三振 「力勝負に行って、力で負けたんだから仕方ない。真っすぐ狙って打てないんだから…。ボールばっかり振って、選球眼が悪すぎる」。150キロ超の速球を投げ込む4番手五十嵐に矢野、八木ともボール球を振らされての三振。見逃していればほとんどボール球で同点、逆転機を逃がしただけに八木も「話にならんよ!」と珍しく吐き捨てた。投手陣、打撃陣とも紙一重の差をモノにできず、白星は転がり落ちた。

 赤星(3度出塁するも盗塁はなく)「(試合直前の)雨でグラウンドがザーザーになっていて、足に力が入らなかった。初対戦の投手でタイミングが分からなかった? いや、あのモーションなら2度くらい走れるチャンスはあった」

 伊達(6回1/3を4失点で2敗目)「試合開始が(40分間)遅れたのは気にならなかった。やっぱり(悔いが残るのは)岩村のホームランですね。きょうの反省を踏まえてまた頑張ります」

星野が「2000奪三振」

史上17人目、敗戦にキラリ

 星野伸がプロ野球史上17人目となる2000奪三振を達成した。3番手で8回から登板。先頭稲葉を空振り三振を奪って大記録にリーチをかけると、続く9回1死からラミレスを99キロのカーブで空振り三振に仕留めた。星野伸は「まず今まで達成した人数を知って驚きました。球の遅いオレが入っていいのかなって。早く達成したかったというのが本音。最後がカーブだったのも何となく自分らしくてよかった。今は中継ぎ。これから出された試合で頑張りますよ」と気持ちを新たにしていた。

 ▼通算2000奪三振=星野伸(阪神) 1日のヤクルト18回戦(甲子園)の9回、ラミレスから奪って達成。プロ野球17人目。初奪三振は、阪急時代の85年7月9日のロッテ13回戦(川崎)で芦岡から記録。

桧山、18戦連続ヒット

 4番桧山が連続試合安打を18に伸ばした。初回1死一、三塁のチャンスで三遊間を破る先制適時打を放った。だが3回、5回と得点に走者を置いて凡退したとあって「あとの2打席がね…どちらかで1本打てていたら楽な展開になっていたのに」と逆転負けに肩を落としていた。

(39勝50敗:5位)


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