| 第86戦 (7月28日) |
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井川→伊達、ヤング継投が裏目痛恨の逆転負け福原がいてくれたら…。勝利まであと3イニング。2点リードの7回2死満塁。2番手伊達が横浜小川に痛恨の長打を打たれ逆転負けを喫した。広沢の3ランで勝利ムードが漂っていただけに3万7000人のファンもガッカリだ。先発井川が何とか踏ん張りっていただけにセットアッパー不在は痛い。
福原不在で勝利の方程式“解けず”タンドに悲鳴が響き、ため息が充満した。7回表、2死満塁。横浜小川の打球が左中間を切り裂いた。走者一掃の逆転タイムリー。打たれたルーキー伊達は次々生還する相手走者をボウ然と見届けた。ベンチで見守っていた先発井川も思いは同じだったはずだ。
試合後の通路。当然、敗者に笑顔はない。プロ初黒星を喫した伊達は「今日(28日)は何もないです。次、頑張るしかないでしょう」としぼり出すような声で語るのがやっと。一方、6回1/3、4失点で降板。6月14日、中日戦(大阪ドーム)以来、勝ち星から見放されている井川の方は…。口を真一文字に結んだまま、無言を貫いてロッカールームへと消えた。 勝利に手が届きそうで届かない。勝ち運を引きずり込めない。1回裏、桧山の犠飛で先行した。同点に追いつかれた直後の4回裏、広沢の4号3ランで再びリードを奪った。先制、中押し。そこまでは最高のシナリオなのに、またしても後半戦初白星の喜びを全員でわかちあえなかった。 野村監督は「毎日課題だらけや。井川? 何と言うか、どう評価していいのか。簡単に言うと、一段レベルが上がってこない。安心感、安定感がない」。先発の軸として期待しているだけに厳しいコメントが続いた。ピンチをしのげなかった2番手伊達に対しては「しょうがない。若い…」。2夜連続の1点差負け。さすがに歯切れが悪かった。 結果的に継投が決まらなかった。松井ヘッドコーチは「福原がおらんのが、間接的に痛いわな」。セットアッパー福原が右肩痛のためファーム調整中。「福原不在」も投手陣に影を落とす。後半戦に入り、初の本拠地ゲームを白星で飾れず、借金は再び2ケタの10。“逆襲の夏”のスタートを切れない。 広沢の3ランで快勝のはずが…1日以来の一発も「ついてないな」勝っていれば間違いなく広沢がヒーローだった。 「ついてないな。これも野球やな…」 久々の一発に酔ったのは4回。同点に追いつかれた直後だ。無死一、二塁。カウント1―0から三浦の内角ストレートを低い弾道で左中間最深部のスタンドに運んだ。7月1日ヤクルト戦(甲子園)以来の4号3ラン。「追いつかれた後だけに、すぐに取り返したかった。抜けたとは思ったけど、まさか入るとは思わなかった」。 7月4日中日戦(ナゴヤ)で右第4肋骨を不全骨折。首脳陣の判断で、抹消せずに1軍に残ってベンチの毎日が続いた。この日は「5番一塁」でスタメン出場。「試合前は不安もあったけどゲームに入ればね。でも勝ちたかったな」。久々に見せたベテランらしい働きも白星につながらなかった。 桧山が15戦連続ヒット4番桧山が自己新の15試合連続安打で気を吐いた。初回の先制犠飛に続く4回無死一塁、横浜三浦の内角直球を右前へ運んでチャンス拡大。続く広沢の3ランを呼んだ。「とにかく後ろにつなぐことしか考えてませんでした」。打率もこのヒットで一瞬、初の3割台に到達。だが連続安打について「それはどうでもいい。いい試合をしてるし、それをモノに出来れば」と、チームの惜敗に唇をかんでいた。 (38勝48敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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