| 第76戦 (7月8日) |
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赤星、45年ぶり虎の盗塁王へ2位タイ13個目…2盗塁走れ赤星! ドラフト4位ルーキー赤星が2度の盗塁に成功。通算13盗塁で一時はリーグトップに並んだ。横浜石井琢が14個目を決めたものの、阪神では吉田義男以来45年ぶりの盗塁王の夢が膨らむ。広島に連敗、ちょぴり寂しい虎軍団に待望の機動戦士が現れた。
連敗…借金「14」暗いトラにも星はある赤星のスーパーエンジンが初回から全開だ。二塁打と暴投で先頭沖原が三塁へ達した後、赤星は四球で出塁。ポッカリと空いた二塁ベースに向かい、3番浜中の2球目にスタートを切った。今季12個目。表情ひとつ変えずに、きっちり成功させた。
3回の第2打席は、2死から中前打で出塁。今度は浜中への3球目に抜群のスタートを見せた。この日2個目、通算13個目を決め、この時点でセ・リーグトップだった広島・東出、横浜・石井琢に並んだ。「サインは出てません。前半戦から(スタートは)任されてますから。塁に出たらいつも、思い切り行こうと狙ってます」。二塁ベース上でユニホームの土を払い、すぐに次の塁へむけてのリード態勢に入った。 このカードが雨天中止になった6日、赤星はトップにあと2個と迫っていた盗塁数に関して「特に意識はしてません」と話した。常にこだわるのは出塁率。盗塁は後から付いてくるものと考え、必要以上に意識することはない。ただヘルメットの左側面には星のシールを貼っている。塁を盗むたびに1枚ずつ、鮮やかな星が光る。「左側がいっぱいになれば、反対側に貼っていきます」と話す表情はやはり誇らしげだ。 この日、横浜・石井琢が1盗塁を記録し、通算14個で単独トップに立った。だが一瞬とはいえ、F1セブン1号車・赤星は確かに頂上に立った。阪神では45年ぶりとなる盗塁王のタイトルへ、少し近づいた。「自分は1つずつ増やしていくだけですから」。表情を変えず、先を見据える。チームは広島に連敗し、借金は再び今季最多タイの「14」。しかし、赤星の加速度が増せば、虎の歩みも変わるはずだ。
球団8000試合目飾れず今季、長谷川に3戦3敗「神様に聞いて下さい…」。バスへ向かう敗者の三塁側、野村監督は開口一番うめくようにつぶやいた。広島に連敗、借金を今季最多タイの14に膨らませた敗因は、初回の無残な大拙攻。「無死二、三塁でだれだって最低1点は入ると思うでしょ」。先発ハンセルが好投しただけに、悔やんでも悔やみ切れない“悪夢”となってしまった。 先頭沖原が二塁打。続く赤星も四球後すかさず盗塁を決めた。だが3番浜中、4番桧山が広島長谷川のフォークに連続三振を喫し、5番今岡も三ゴロ。中軸の不発で1点も取れず、あとは立ち直った長谷川のなすがままだった。8回、今岡の適時打で完封負けを阻止するのが精いっぱい。対長谷川は今季3戦3敗。球団史上8000試合目を白星で飾ることはできなかった。 「最初に甲子園で自信をつけさせて、仕上げまでしてしまった」と野村監督もやるせない思いだ。3タコ2三振、一夜にして3割を割った浜中も「追い込まれるまでに何とかしないといけなかった」と、厳しい表情だった。 ハンセル、8回力尽く中4日の力投も空しく、先発ハンセルが5敗目を喫した。初回金本の2ラン以降は立ち直り、7回まで2失点。たが味方の援護に恵まれず、8回ディアスに1発を浴びるなど計4失点で力尽きた。「中盤は自分でもよく頑張れたと思うし、余計に悔しいよ」。スタンドにはビビアン夫人(32)と長男ジェイコブ君(1)を招待していただけに悔しさも倍増。通算防御率6位(2.79)の安定感とは裏腹、またも勝利に恵まれなかった。 (31勝45敗:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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