| 第73戦 (7月4日) |
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井川“痛恨”サインミスまた白星つかめず7敗目
捕逸で満塁、再逆転きっかけ荷物を抱えた井川は、ギュッと唇をかんだままひと言も話さなかった。ゲーム終了後、バスに乗り込むまで「…」と終始、無言。自らを責めているのか、胸中はわからぬままだった。
4―2と2点リードの6回、アップアップしていた井川は、ついに崩れた。2死一、二塁で迎えた代打神野にカウント2―2から、119キロのスライダーを投じる。見事、空振り三振を奪ったものの、ボールは捕手山田のミットからこぼれ、バックネットへと転がった。まさかの捕逸でピンチは満塁にふくらむ。「井川は良くなりつつあった。でも、あのサインミスが…」と悔やんだ山田。要求はストレート。しかし、井川の投球は違った。 中日に傾いた流れは止められない。井川は、福留の中前2点適時打で同点とされ、降板。2番手川尻も井端に勝ち越しタイムリーを打たれ、4―5と形勢は逆転した。結局、先発井川は5回2/3を投げて5失点(自責点2)。自身、6月26日広島戦に続く連敗で今季7敗目を喫し、苦労して積み上げてきた6勝の白星よりも、黒星が先行してしまった。 「4―2で勝てるわけがない。そんなデキじゃなかった井川は…」。野村監督は、初回、2回と中日に1点ずつを許し、打線の逆転後もピリッとしなかった秘蔵っ子に厳しい言葉を投げた。若き左のエースが、前夜(3日)の鬼門突破の流れに乗れず、チームの借金は「13」に逆戻り。まだ、浮上のきっかけが見えない。 嵐の5連打で逆転も…今季2度目の5連打も勝利には結びつかなかった。2点ビハインドの4回2死。浜中と負傷で下がった広沢の代打根本が連打で一、二塁。「(川上は)ボールが走っていたので負けないようにと思った」。桧山が詰まりながらの中前打で1点。続く今岡が「近めにきたので思い切りひっぱたいた」と三塁線を破る二塁打を放った。エバンスも「ヒットが続いていたので打ちやすかった」と左前適時打。6月14日同カード(大阪ドーム)以来の5連打だったが、2点のリードを守り切ることはできなかった。 復帰・星野伸2失点星野伸が7回から登板。4月13日以来の1軍マウンドとなったが、敗戦を決定づける2ランを山崎に浴びるなど2回を3安打2失点と苦しい復帰戦になった。状態について「何とも言えないなあ…」と口の重い本人に代わって「きょうは(制球が)甘かったね。今後も中継ぎ? 答えようがない」と八木沢コーチ。松井ヘッドも「コントロールがなあ。キッチリいかないと先発には戻れない」と厳しい評価を語っていた。 ◆負傷交代 広沢克実内野手(39)は中日15回戦(ナゴヤドーム)の2回、一塁守備で中日中村の打球を右ほおに当てて転倒。右胸も打撲した。4回表の攻撃から交代し、名古屋市内の病院で診察を受けた結果、診断は「右顔面打撲」。5日の試合出場は当日の様子を見てから決定される。 (30勝43敗:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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