| 第50戦 (6月2日) |
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ついに最下位…今季最多の借金12リード守れず、得点機は凡打に三振
9回とどめの4点奪われ…9回表、横浜ドスターの3ランが左翼席に飛び込んだ瞬間だった。ファンの半数近くが立ち上がり、いっせいに通路へ急いだ。午後5時20分、かすかにサヨナラ逆転を信じていた甲子園虎党も、さすがに諦めた。2点差で踏ん張っていた最終回、とどめの4点を奪われてジ・エンド。虎がたどり着いたのは、いつか来た道…。最下位だった。
先制はした。前日(1日)、好機に3ボールから凡退して戦犯となった今岡が、初回2死から左中間へ二塁打。「いつも以上に気合が入っていた」と1打席目でまず奮起した。続く4番クルーズの中前タイムリーで1点。主導権は握った。 しかし、柏原打撃コーチが「初回は続いたが、その後がなあ…」と嘆く。そのとおり、2回以降は沈黙。横浜先発川村の前に凡打の山を築く打線に「川村? 打てないのは計算の上。毎日のことだ」と野村監督もさじを投げた。3回に同点とされると5、6回にはホームランで1点ずつ追加され1―3。川村を打ちあぐむ間に、形勢はすっかり逆転していた。 先制しても、リードを守れない。追加点は奪えない。逆転された後も、チャンスは作りながら、あと1本が出ない。挙げ句、大量失点。その直後に、ささやかな反撃。何もかもチグハグだった。 6点という大量ビハインドで迎えた9回裏、矢野のソロアーチこそ飛び出したが焼け石に水。唯一の“支え”だった横浜に連敗して、5月10日以来23日ぶり、今季3度目の最下位転落。借金は今季最多の「12」となった。「やることをやらないと道が開けない」とうつむく指揮官。もはや怒ることすらなく、冷め切って家路を急ぐファンも多かった。 今季3度目の最下位
カーライル2発が効いた自身初の3連勝は2発に消えた。中6日の先発カーライルが7回3失点で3敗目を喫した。序盤から毎回走者を出す苦しい投球だったが、勝負どころでは球威ある直球でしのいでいた。しかし5回にサンダース、6回に小川とソロアーチ2発を浴び、踏ん張れなかった。横浜は4月6日に来日初勝利を挙げた縁起のいい相手だっただけに「あの2本のホームランがきいた。どちらも高めだったし…」と失投を悔やんだ。捕手矢野も「僕の指示も弱かったんだろうけど、もっと低くだね」と振り返った。 今岡、気合3安打も…この当たりが1日早ければ…。3番今岡が4打数3安打で19日のヤクルト戦(甲子園)以来、4度目の猛打賞を記録した。1日にはチャンスで凡退していただけに「今日はいつも以上に気合が入っている。意地でも絶対にという気持ちでね」と奮起していた。先制のホームこそ踏んだが、チームの勝利には結びつかず。試合後は「明日も気合を入れていきます」と前向きに話していた。 (19勝31敗:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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