| 第46戦 (5月27日) |
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福原、忘れた白星…虎また借金10突き放すノムさん「あんなものでしょう」
4月20日以来37日間白星なし
150キロのストレートも、あっさり弾き返された。5回2死満塁で迎えた清原に対して、福原が投じたこん身の103球目。球速は十分だったはず。しかし、まともに打ち返された打球はレフト前へ抜け、2者が生還した。仁志に浴びた2点適時打と合わせてこの回、一挙4点を献上。中盤でエースが崩れ、試合の大勢は決した。 リズムは悪くなかった。初回1死一、二塁のピンチは松井、清原を打ち取り無失点。すぐ裏に1点の援護ももらった。直球のMAXは152キロ。フォークも140キロ台を計測。球は走っているように見えた。が、「スピードガンが表示されるとそう見える。でも、そういうことじゃない」と女房矢野が振り返ったとおり、キレは欠いていた。4回に松井の右犠飛で同点とされると、小雨の降り出した5回に大炎上。結局、5回を投げ終えて降板した福原に、今季5つ目の黒星がついた。 4月20日の中日戦(甲子園)で2勝目を挙げて以来、これで37日間も勝ち星から見放された。「何も言うことはないです…」と足早にロッカーへと引き揚げる背中には、悲壮感が漂い始めた。 昨年も4月18日(対巨人)の2勝目を最後に、先発での勝利はなし。今季こそはと、キャンプで投手陣最多の投げ込みをするなど、福原は努力した。が、結果が伴わず、迷走する。「福原? あんなもんでしょ。去年も同じ? さあ、どうでしょう」。野村監督の表情も険しくなった。 前夜(26日)大勝の余韻で、甲子園は5万2000人の大入り。しかし、大声援は届かなかった。対巨人4カード連続の負け越しで、借金は再び10。エース福原に白星のつく日が来なければ、低迷は続く。 ペレス水差す三振追い上げムードに水を差したのはペレスだった。7回3点差となって、なおも2死一、二塁。巨人木村に対して痛恨の空振り三振を喫した。5回表の三塁守備でも、江藤の三遊間寄りの打球を左脇を抜かれるようにヒットにした。試合後、野村監督も「あの江藤の三塁ゴロは捕ってやらんと…。(7回には)ペレスがくそボールを振って…」とバッサリ。新外国人獲得に拍車がかかりそうなふがいないパフォーマンスだった。 浜中が先頭打者アーチ浜中が初体験の先頭打者アーチを含む、今季2度目の猛打賞をマークした。1回裏、カウント2―1から入来の内角直球を左翼スタンドに運んだ。チームの先頭打者アーチは4月3日広島戦(広島)の坪井以来。プロ2号本塁打に「追い込まれていたので迷うことなく速いボールに合わせていた。バットに気持ちを込めた一撃だった」と手ごたえをつかんだようだった。 3回には遊安、5回にも左前打を放って3安打をマーク。坪井が左肩痛で戦列から離れるなど、1番不在のチームにあって浜中の成長は数少ない明るい話題だ。「バッティングは良くなっている。疲れは多少ありますが、そんなこと言ってられません」。このチャンスを完全につかみたいところだ。 (18勝28敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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