| 第43戦 (5月24日) |
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“三振タイガース”16K「湿りっぱなしや」野村監督
外野フライも打てないなんて…内野安打1本最後の打者・広沢のバットからゴロが転がった瞬間、阪神サイドには奇妙な安ど感が漂った。中日野口の前に、8回まで毎回喫した三振はセ・リーグワーストタイの16個。9回表、あと1人でも三振に倒れれば、不名誉なワースト記録を作ってしまうところだった。タイでひと安心? そんなわけはない。「タイ記録? そうらしいな。恥ずかしいことです…」。外野にすら1度も打球を飛ばせず、1安打完封負け。野村監督は屈辱の敗戦にうつむいた。
この日から4番には左肩負傷で3試合、欠場していたクルーズが復帰した。野口対策として2番ショートに今岡、7番でセカンドに塩谷と、右打者をそろえた。だが、今岡は三振こそなかったが4打席すべて内野ゴロ。塩谷は2打席目に12球粘って四球で出塁するなど意地を見せたが、無安打に終わった。頼みのC砲にいたってはクルクルと3打席3三振。「リーグで最もすごい左なんだってな。何とかヒットを打とうと集中したが、たくさん三振してしまった…」と脱帽するしかなかった。 あわや完全試合という1安打の完封負け。5回2死から“殊勲”の二塁内野安打を放った矢野は「完全を阻止した? 何を喜べばいいんですか。負けて喜べるわけないじゃないですか」と足早にバスへと乗り込む。柏原打撃コーチは「野口の印象? ごらんのとおり」とひと言。2三振(1四球)のペレスは「あいつ(野口)はいったい何歳なんだ? 27歳! そんなに若いなんて信じられない」と舌を巻いた。 今季最多の借金922日の富山、23日の金沢と、2試合続けて雨天中止となり、北陸の虎党が待ちに待ったゲームだった。が、試合時間は今季最短の2時間20分。時より雨も落ちるあいにくの天候のもと、3試合分の声援をしようと駆けつけたファンに、あまりに申し訳ない完敗だった。野口には早くも今季3敗目。借金は今季最多の9つにふくらんだ。25日からは本拠地・甲子園での巨人戦。「湿りっぱなしや…」と指揮官がボヤく打線の奮起がなければ、G倒どころか、借金は増える一方になる。 【ナインがザンゲ】 浜中(3三振)「スライダーが決まっていた」 ハンセル、新球が裏目スライド登板となったハンセルは新球が裏目に出た。2回裏、先頭の無死で4番ゴメスへの3球目、シュートが甘く入り、右翼スタンド場外まで運ばれた。17日の巨人戦(福岡)後に取り組み始めたシュートがまだ不十分で先制を許す。ここからリズムを崩し、2死一、二塁から9番野口に2点目のタイムリーを打たれた。「そこそこの球はいっていたけど…」とハンセル。3回以降、ノーヒットに抑えただけに残念な立ち上がりだった。 的場、プロ初センターも守備機会はなし今季から外野手も兼任することになった的場がプロ入り後、初めてセンターの守備についた。8回裏、代打カツノリに代わって出場。試合後は「ボールが飛んできてないので、分かりません」と守備機会がなかったため、答えに窮していた。 (17勝26敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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