| 第39戦 (5月17日) |
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クルーズ2試合連発も“神話”崩壊上原に3年越し「9連敗」
G戦3カード連続負け越し一直線にクルーズの打球は伸びた。福岡ドームを2つに切り裂くように、そのままセンターバックスクリーンに突き刺さった。「手ごたえ十分。完ぺきに打てた」。主砲の今季第8号は4月5日広島戦、6日横浜戦以来となる2試合連発弾。2点をリードされた4回、天敵・巨人上原に浴びせた貴重な同点2ランだった。 「まだまだ前向きに、打撃基盤をしっかり築き上げる必要があるね」とクルーズ自身、復調を感じ、さらなる上昇のため基盤固めを宣言した。バースの再来とまで言われたC砲がようやく動き出した。主砲が本塁打を打てば、ここまで6戦全勝。2―2の同点に“不敗神話”で追い付き、上原を打ち崩す流れはできたと思われた。
しかし、後は無抵抗。クルーズの本塁打以降、阪神に安打は出なかった。故障明けの上原に7回まで10三振を奪われ、不調の岡島にラスト2イニングをノーヒットで締められた。今季の開幕戦でも敗北を喫した上原には、3年越しで9連敗。柏原打撃コーチは「(狙い球を)打ちに行ってもファウルや空振り。1発で仕留めないと…」と悔やみ「(上原は)ここ1番でやっぱりいい投球をする。キレがあった」と脱帽した。 勝利した前日16日と同じスタメンで臨んだ一戦。開幕戦で上原から本塁打を打った矢野を外してまで、好調・山田も起用した。だが、その山田が2回1死二、三塁の好機に三振。「1点でも入っていれば楽になったんだが…」と野村監督も悔やんだシーンだった。 結局、C砲アーチの不敗神話が崩壊し、巨人に3カード連続で負け越し。「3安打で2点なら大したもんだ」と自ちょう気味に話す野村監督も上原にはお手上げの表情。だが、収穫もひとつ。「クルーズ? 少なくとも気分はいいわな」。博多で目覚めた主砲のバットを逆襲の足掛かりにしたい。
塩谷2試合連続安打塩谷が2回に左翼線への二塁打を放ち、15日の1軍復帰後、2試合連続安打と気を吐いている。上原とは初対戦だったこともあり、天敵の意識はなかった。チームが負けたため、試合後はブ然とした表情でロッカールームを後にした。「上原対策? ない。初めての対戦で前回と比べられないけど、コントロールがよかった」と口数は少なかった。 ハンセル2敗目に反省しきり「2本のホームランはミス」ハンセルが一発攻勢に沈んだ。4回に高橋由、6回には清原にソロアーチを浴び、7回4失点で2敗目を喫した。「反省点は2本のホームラン。あれは自分のミス。細かい神経を使って投げないと…」と反省しきりだった。 巨人の重量打線がハンセルには脅威になっている。3月31日の2回戦以来の対決となったが、前回も清原、二岡に1本ずつ本塁打を打たれている。「気が抜けない。甘いところに投げると長打を打たれる」と厳しい顔つきで話した。八木沢投手コーチは「もともとピタリとコントロールする投手じゃない。目いっぱい投げて、ボールが散ったら仕方がない」とかばった。今月11日には2勝目を挙げ、勢いに乗るつもりだった。「気分はよくないね」。ハンセルはそう言い残してバスに乗り込んだ。 (16勝23敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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