| 第37戦 (5月15日) |
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的場が星野修が虎の意地見せた昇格組が意地のタイムリー
猛追も秀太痛恨凡ミス投げていれば、際どいタイミングだった。が、こぼれたボールを拾った二塁手田中は、一塁に送球しなかった。巨人の勝利を決定的にした1点は、この時に刻まれた。「つまらんミスをしたら負ける」。試合後、野村監督が悔やんだシーンだった。
点の奪い合いがいったん落ち着いた中盤の6回裏。7―8と1点リードを許していた阪神は2死二、三塁のピンチを迎えた。巨人元木の打球は、セカンド右へと転がる。田中が追い付き、グラブを差し出す。が、弾いて、すぐ拾う。でも、投げない。記録はヒット。しかし、一塁はまだ間に合うタイミングだった。「焦らなかったからああなった。僕の判断ミスです」。田中はうなだれたが「あのプレーがすべて」と野村監督は吐き捨てた。 阪神打線は、巨人の重量打線と互角に渡り合った。5点リードされた3回表には赤星、桧山のタイムリーなどで一挙4点。4点差にされた4回表には、前日(14日)から1軍に合流したばかりの星野修が、代打でいきなりタイムリー三塁打。「上がって来て、まずは結果が出せてよかった」と話す星野に刺激され、浜中、ペレスも適時打を放ち3点を返した。「ワンサイドにならずに、くっ付いて行ったんだけどな…」とノムさんも打線の健闘はたたえた。が、あの6回裏、ミスからの3失点は重かった。 8回表には、星野修と同じく今季初めて1軍に昇格したばかりの的場がタイムリー。猛虎は三度、食らいついた。しかし結局、1度も追い付くことはできなかった。 阪神的場(8回裏、今季2打席目で左翼線へ適時二塁打。プロ初打点)「待っていたボールが来ただけです。初打点の実感? ないです」 阪神矢野(先発福原の乱調に)「後手後手になってしまった。(相手は)いいバッターがそろっているので、全部はうまくいかない」 阪神谷中(移籍後初登板も3失点)「巨人打線とか関係なく、あんなに真ん中に入るとダメでしょう。コントロールがすべてです」 阪神松井ヘッドコーチ(福原先発で初めて矢野をスタメン起用したことに)「(前回は)山田と組んでちょっとなあ。でも福原に問題がある。山田でどうなったかは分からん」 阪神柏原打撃コーチ(11安打8得点の打線に)「打線はわからない。このまま積極的にいってくれればいいが」 福原今季最短KO1回1/35失点…「今日は勘弁して」エースのプライドはズタズタに傷つけられた。先発福原が今季最短の1回1/3で降板。4回KOされた前回登板同様、初回から制球が定まらない。押し出しで先制を許すなど、4安打3四球5失点と散々な内容。試合後はバスまでうつむきながら「今日は何もないです。すみません。勘弁して下さい」と言うのが精いっぱいだった。 野村監督は福原の不調を「5月病」と例えた。「長いシーズン、こういう日もある。(それでも)5月病かな。疲れが出ている」と心配する。5月に入り、これで3連敗。最後に挙げた勝ち星は4月20日の中日戦でもう1カ月近く遠ざかっている。「技術、気持ちともに全然ダメ。技巧派じゃないから、負けん気がないと通用しない。どうやって飯を食うか考えていかないと…」と木戸バッテリーコーチ。エース復活には心の問題を解決しなければならない。 (15勝22敗:5位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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