| 第28戦 (5月3日) |
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7連敗…福原でも止まらん4試合連続1得点、ついに最下位
新オーダーも効果なしマウンドをややホーム側へ下りた場所で、帽子を取った福原はしゃがみこんでしまった。視線の先、レフトスタンドに広島町田の逆転2ランが吸い込まれる。7回、代打八木のタイムリーでようやく1点を奪った直後の8回表。1死三塁から迎えた代打町田に2球目、139キロのシュートを運ばれた。「言うことは何もありません。すいません」。連敗をストップできなかったエースは自らを責め、うつむいた。
捕手山田はゲーム後、ロッカーで座り込んだまま動けなかった。1人でポツンと10分間。全選手がベンチを出た後、重い足取りで姿を現した。「ランナー三塁で、1点もやれないケースだった。何とか粘って抑えるしかなかったんだけど…。最終的に打たれたんだから…」。悔やんでも悔やみきれない1球となった。 「福原は責められないでしょ」。しかし野村監督はエースをかばった。「点が取れないんだから。1―0で勝たなアカンというプレッシャーだと思う。トラの子の1点を守ろうとしたんだから」。福原は初回こそ1安打を許したが、2回以降7回までは広島打線をノーヒットに抑えていた。得点能力の低い打線が、苦しんで苦しんで生み出した先制点が、皮肉にもバッテリーに重くのしかかった。 ドロ沼、借金6虎打線はまたしても好投の先発投手を見殺しにしてしまった。この日から坪井が2軍に降格。今岡はスタメンから外れた。カンフル剤は注入したはずだった。先発メンバーには1番に赤星、6番に昇格したばかりの平下、8番に藤本とF1セブンを3人組み込んだ。だが効果は…。10安打こそ記録したが得点は7回裏1死一、三塁から代打八木の右前タイムリーで先制するのがやっとだった。「10安打でなんで1点なんだ。うーん、でも今日はヒットが出たからええんやないの」と話す指揮官の表情は諦めにも似ていた。 ついに7連敗。借金は6まで膨れ上がった。ここ4試合連続で得点は1点。柏原打撃コーチは「何もないよ!」とゲーム後、声を荒らげた。投手陣が踏ん張っても援護できない悪循環。ドロ沼からはい上がる術が見当たらない。
藤本、バントでプロ初猛打賞8番遊撃手でスタメン出場したドラフト7位藤本敦士内野手(23=デュプロ)がプロ入り初の3安打猛打賞を決めた。「F1セブン」の一員らしく、第2、第3打席で連続してセーフティーバントに成功。第4打席は左前打を放った。だが、チームは敗戦。藤本は「喜んでいる場合じゃないです。勝とうというムードはありましたけど、うまくいかなかった」と唇をかみ締めていた。 復帰平下、あぁ3タコ平下が復帰戦を飾れなかった。この日、坪井との入れ替えで1軍昇格。右足首をねんざしたまま臨んだ開幕戦、3月30日の対巨人戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりの1軍戦で、いきなり「6番レフト」でスタメン出場のチャンスをもらった。ところが、結果は3タコ。途中交代した平下は「全然(バットの)ヘッドが出ていない。自分にゆとりがない。実戦不足? そんなの関係ない」とガッカリしていた。 (11勝17敗:6位) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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