| 第116戦 (9月6日) |
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新庄どうした、4戦連続タコブレーキ…逆転負け
9月あぁノーヒット
糸の切れた凧…。新庄が去年までの新庄に戻ってしまった。ボール球に手を出して、メッタヤタラに振り回すだけ。今季初めて4試合連続の無安打。4番のブレーキが、最下位脱出のチャンスにストップをかけた。 「もうエエって」。質問する報道陣をギロリとにらみ、新庄は足早に去った。今年の新庄は、負け試合ではノーコメントを貫く。それにしても、打席の中の新庄に、勝利への執念を感じることはできなかった。 初回1死二、三塁。2―0からの3球目は真ん中に入った失投。だが、3球勝負を予期していなかった新庄は、あわててバットを出すのが精いっぱい。みっともない三振で先制機を潰した。さらに5回の第3打席も3球三振。7回1死一塁でも三邪飛。4打数無安打1四球に倒れ、最近18打席ノーヒット。今年初めて4試合連続の音なしとなった。
「自分の世界の中でしか野球ができない『結果・調子野球』から脱皮できない。阪神の基本的な野球です。だから、ナメられる」。野村監督も緊張感の見えない新庄に、辛らつな言葉を吐き続けた。 スタンドからはメジャーの視線が、新庄に注がれていた。「運動能力が高くて、すばらしい選手。獲得うんぬんは、本人がメジャーでやるという意思表示を示してからになるが」。米大メッツの大慈彌スカウトは、今オフのFA行使が注目される新庄に、並々ならぬ注目を示していた。だが、この日だけを見れば、とてもメジャーで通用する打撃ではなかった。 <写真=どうした新庄! 5回2死一塁、大きく空振りした新庄は、バランスをくずしバッターボックスで倒れ込む> ハートキーは猛打賞タラスコ満塁で凡打ハートキーとタラスコの両助っ人が明暗を分けた。ハートキーは初回の右越え二塁打など猛打賞をゲット。「強く叩くことができてるし、バッティングの調子はいいよ」。8月31日の1軍再昇格以来、5試合連続ヒットで、わずかに可能性の残る来季残留を猛アピールした。一方タラスコは9回2死満塁で一ゴロ。高津にしてやられ、野村監督のヤリ玉に挙がった。「シンカーしかないところへあんな大根切りしてたら…。いつも『FOR レフト』って言ってるんだが…」。無言のタラスコも首を振って球場を後にした。 ハンセル、あと7人で暗転ノムさん奮闘たたえる
好投ハンセルが1球に泣いた。勝利目前、1点リードの7回2死満塁。代打高橋智に逆転の2点左前打を浴びてしまった。104球目、甘く入ったチェンジアップの悪夢。まさかの5敗目に、ハンセルもガックリ肩を落とした。「勝てなかったし、僕の気分はハッピーじゃない。いくら途中までよくても、勝てなかったら何にもならない」。 それまでヤクルト打線を1失点。7回も無死満塁のピンチを2死まで漕ぎ着け、高橋もカウント2―1まで追い込んだだけに、より悔しさは募る。同点の6回1死満塁では、自ら勝ち越しの左前適時打。勝てば文句なしに投打のヒーロー、強烈な残留アピールになるハズだった。 野村監督も責めるどころか、奮投をたたえた。「(7回は)2死まではよく取った。一気に捕まる所でよく踏ん張った」。被害を高橋の2点打だけに止めた7回3失点には、先発として十分な合格点。川尻と並び、現在チーム1、2を誇る安定感に信頼を寄せていた。 <写真=7回裏、2死満塁、高橋智の左前タイムリー安打で逆転されたハンセルは天を仰ぐ> 八木沢投手コーチ(ハンセルについて)「(7回は)疲れがないことはないでしょう。2アウトまではよく持っていったけど…。でもここ数試合、特に安定していい感じになってきたと思います」 上坂、代走デビュードラフト5位上坂がプロデビューを果たした。1点を追う9回2死、二走坪井に代わって、代走で起用された。「緊張感はあったけど、それにのまれないようにしました。ヒットが出たら、絶対ホームを取ってやると思ってました」。残念ながら同点のホームインはならなかったが、「盗塁だけじゃなくて、1点を取る大事な走塁で頑張りたいです」と元気いっぱいだった。 (51勝64敗1分:6位) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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