| 第90戦 (8月5日) |
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意地のチーム3発も夢散…大豊復帰15号、タラちゃん追撃3ラン
両腕を高々と掲げた。打った瞬間、タラスコはバンザイ。打球が右翼席中段に突き刺さると、飛び跳ねるようにダイヤモンドを1周した。 「思い切り振ったよ。会心の当たりだった」。6点ビハインドの5回。無死一、二塁からの9号3ランで、一気に5―8まで詰め寄った。「3点差になったし、試合はこれからだと思った」。早くも後半戦3発目。猛追弾を放ったタラスコは、同点、そして逆転の夢を追った。 9回和田1号、最後まで抵抗その後、リリーフ陣が再び点差を広げられても、3連勝中の打線はあきらめなかった。「殴られっぱなしで終わるわけにはいかんやろ」。土壇場9回には、先頭のベテラン和田が、左へのソロ。「(狭い)神宮かここしか(本塁打は)ないからね」。今季第1号本塁打で、最後まで抵抗を見せた。
ノーガードの打ち合いは、終わってみれば、6―9で連勝ストップ。だが、先手を取ったのも、阪神だった。2回、大豊がバックスクリーン左への特大ソロを放った。審判への暴言による出場停止処分が明けて2試合目。7月14日以来の15号は、復帰祝いと同時に、チームを4連勝に導くはずだった。 「一寸先は闇だね。本当はもう1本打って、すっきり勝ちたかったんだけど」。 思わぬ逆転負けに、大豊の喜びも半減した。しかし、1試合チーム3発。しかも、タラスコ、大豊の主軸の1発は、投手陣不振の現状にあって、明るい材料。「みんながカバーしていかないとね」(大豊)。まだ13試合続く死のロードも、打線の爆発で乗り切っていく。 <写真=2回無死、大豊が中越えに15号を放ったが…> 星野伸、中継ぎ降格40球KO、まさかの6失点
星野伸がまたも沈んだ。2回持たず、40球でまさかまさかの6失点降板。1回1/3KOは阪神移籍後最短で、プロ241試合目の先発でワースト2の屈辱だ(最悪は昨年6月23日ロッテ戦の1回5失点KO)。これで6月13日の中日戦(甲子園)で挙げた4勝目以来、約2カ月勝ちなしの8敗目。野村監督は苦り切った表情で、中継ぎへの配置転換再生をほのめかした。 「星野はこの前(7・29)も広島にやられてるし、期待してたんだけど、ダメでしたね。慣れられたね。今後を考えないと…。起用法を考え直す? 当然そうでしょう。内容が悪過ぎるから。ファームとかじゃなく、道は1つ残されているけど、出来るかどうか。具体的に? それはいえません」 指揮官は魔球スローカーブも通用しなくなった現状を「慣れ」と分析。技術的、精神的立ち直りも含めて、救援での再生を検討に入ったようだ。初回を3人で斬りながら2回、金本、ロペスの連打、ここに塩谷失策の不運もからんで6安打の集中砲火。星野自身も「エラーもあったけどその後の投球が悪すぎた。せっかく連勝中だったのにチームに申し訳ない」とガックリだった。前夜、先発18試合勝ち星なしに完封で終止符を打った川尻とは、相反の172勝左腕の不振。野村阪神にまた1つ、大きな難題が出来てしまった。 <写真=2回もたずKOされた星野伸はベンチでガックリ…中継ぎ降格となった> 矢野(2回途中KOの星野伸について)「調子は悪くなかったんだけど、ヤマを張られていた。何度も対戦してくると、相手にも慣れてくる。ボクももう1度研究し直さないといけない」 捕れば三重殺!?塩谷塩谷のエラーが傷口を広げた。2回無死一、二塁、新井の打球は三塁線への“三重殺コース”だったが、逆シングルのグラブで弾き、無死満塁。この後、星野伸が逆転を許した。「後ろで待たずに、前に突っ込んだんだから。『しかたない』と言ったらあかんけど、思い切ってやった結果です」。前日1号本塁打を放ち、今季2試合目の先発に抜てきされたが、3回にも失策を犯し、守備で足を引っ張った。 ◆途中退場 坪井智哉外野手(26)が5日の広島戦(広島)で、ファウルフライを追った際、三塁手塩谷と衝突。右股関節を痛め、そのまま退いた。6日の出場は、状態を見て決める。 (40勝49敗1分:6位) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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